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発見! |
桜新町、怪しい食堂 |
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桜新町といえば、長谷川町子が住んでいたことで有名で、商店街にも、「サザエさん通り」とふざけた名前が付けられているが、その名前 |
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のイメージとは、およそかけはなれた怪しい食堂の存在がこのたびあきらかになった。
小窓のある食堂。
店の中に、小窓があるのだ。そう表現すると、なにかおしゃれな店を想像するかもしれないが、けっしてそうではない。写真ではわかりづらいかもしれないが、
その小窓には、「両替所」の文字があった。
パチンコの景品交換である。食事をしていると、ひんぱんに人の出入りがあり、おちおち食べていられないのは、さして広くはない店に、わけの分からない人たちが、微妙な風情で姿を見せるからだ。
しかし、わたしは思うのだが、なにもそんな面倒なことをしなくていいのではないか。
小窓を作る必然性がない。
だってそうだろう。カウンターしかないその店の人が、その手の人が姿を見せると、いったん奥に入り、小窓の向こうから顔を見せる。いちいち小窓を通して取引するくらいなら、カウンターごしに、すませたほうが簡単じゃないか。何か理由があって、そんな面倒な手続きをふまなければならないのか。
ある種の儀式かもしれない。
小窓があるから、「交換」は成立する。だとしたら、それをなんと名づけたらいいのか。
小窓資本主義
なにか、せせこましい経済である。
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その後の稽古 |
稽古はその後も順調だが、詳しい内容については、宮沢の、『稽古の日々』を読んでいただくとして、見ていただきたいのはこちら。
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このわけのわからないTシャツだ。戸田君が牧瀬りほと共演したという映画『卓球温泉』のもの。戸田君ほこらしげに着ていた。 |
しかし、相手は『卓球』だけに、ほこらしげに着るのも、いかがなものか。
きたろうさんが休みのため、佐伯が代役。長ぜりふで、つかえてばかりいる佐伯は、なんとかならないものか。 |
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世田谷パブリックシアター
レクチャーのお知らせ。
11月から宮沢のレクチャーが
はじまるが、その応募の締め切りがせまっている。(詳細は、02号に)
=創作の方法-
『冒険の手引き』
もちろん、演劇の話。考える冒険としての演劇論を読むという、それ自体、冒険のようなレクチャーになる予定。詳しくは、
世田谷パブリックシアターまで。
自分で言うのもなんだけど、
これはきっと、面白い。 |
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やはり、秋である。 |
システムを落とせ
街に出よう |
Welcome to... |
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SMALL WORLD
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久米宏、ニュースステーションで意外な言葉を使う。
「へなちょこ」
最近、あまりそんな言葉を耳にしたことがなかったので、なにか新鮮だった。
サッカー日本代表、まあ戦いぶりには議論が様々あるだろうが、三浦カズが「君が代」を聞いているときの、あの顔はなんとかしてほしい。うっとりとした表情。サッカーがいくらうまくても、あの顔は、ばかにしか見えない。
豪徳寺の洋食屋「峰」がこの一週間、ずっと休業だったのでおかしいと思っていたところ、店を切り盛りする夫婦がそろって外国に行っていたことが判明。それがどこかわからないものの、日本人観光客が多かったという。
「見渡す限り、日本人がいるのよ」
と、奥さんがおっしゃるが、ことによると、それは日本だったのではないか。外国だと思っていて、うっかり国内を旅行してしまうことはしばしばある。
俳優Nの長男、小学校に上がったが、それまで通っていた幼稚園の前を通るのをひどくいやがる。幼稚園にほとんど行ってなかったので、そこを通るのがいやだそうだ。長男は言う。
「先生に、あわせる顔がない」
どこで覚えてきたんだそんな言葉。 |
あなたの身の回りに
こんな人はいませんか |
かん高い声の編集者(男) |
なぜか、わたしの周辺にはそういう人が多いような気がしてならないのだ。
講談社で編集者をしていた時代の、いとうせいこう、元翔泳社のE君、新潮社のS君、あ、そういえば、いやなやつともっぱら評判のMジンHウスのS君も声が高かった。先日も、ある場所で食事をしていたら、編集者とおぼしき男が話しているのがいやでも耳に入ってきた。かん高い声だから店中に響く。なにかあの声には意味があるのだろうか。
言葉の意味とはべつに、「声」そのものが伝えるメッセージとはなにか。
そこに、いまの時代を解くカギがある。 |
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