PERFORMER

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. きたろう(男1)
 シティ・ボーイズのメンバーの一人。俳小とか、岡部耕大氏の舞台、劇団暫だのと舞台歴は長い。宮沢とはラジカル・ガジベリビンバ・システム以来、7年ぶり。別役戯曲を上演するならと、たっての願いがかなった。稽古中、眠くならなければいいがと思う。
伊沢磨紀(女1)
『スチャダラ2010』ではじめてお会いしたが、ほんとにこの人はいい人だ。やはり何も知らないまま、稽古を開始したわけだが、なんでもしてくれた。しかもそれをいちいち楽しんでくれる。伊沢さんの過去の舞台を知っている人からは、あれでいいのかと非難されたが。劇団青い鳥。
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原金太郎(男4)
 はじめて一緒に舞台をする原さんは人から紹介されたのだが、その時、渡された資料が、「浜名湖競艇」のCMだった。田口トモロウらと、「浜名湖三兄弟」というわけのわらないものを演じていた。まったく判断材料にならなかったが、とにかく出演をお願いした。
池津祥子(女2)
 何度か舞台を一緒にやったが、ゆっくり話をするようになったのは、ごく最近である。で、わかったのは、この人はかなり話が面白い。あまり人の話で笑うことはないのだが、この人の話には、迂闊にも笑わされる。しかし、この写真はやけにかわいく写っているのではないか。大人計画。
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宮川賢(道具方1)
 ビタミン大使ABC主宰。最近はラジオのレギュラー番組が忙しそうだが、それでも舞台を続けているのはすごい。『遊園地再生』ではじめて一緒に舞台をやってからここぞというポイントに出演してくれる。すごくうまい人で、なによりいいのは、だらしない性格だ。
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戸田昌宏(道具方2)
『砂の楽園』では、まだはじめてだったのでこの人のことがよくわからなかったが、岩松了氏の舞台のイメージで考えるとひどいめにあう。ある種のロクデナシである。そんな戸田君がある日、しばしば見る、死んだおじいちゃんの夢の話をした。目が覚めるといつも泣いているという。「おまえからそんないい話は聞きたくないよ」
メ more
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佐伯新(道具方3)
 宮沢のワークショップから出て、その後、遊園地再生事業団の舞台でレギュラー的に出演する数人のうちの一人。顔に特徴があるのは得である。最近、CMでも重宝がられているらしい。来年、野田MAPに出演する。出られるなら、なんでもいいのか。
今林久弥(男4)
 もう数年前、宮沢のワークショップに参加してくれた。一度は、一緒にやってみたいと思っていたが、機会があまりなく、今回がはじめて。どこか、将棋の谷川名人を思いださせる知的な雰囲気をもっているが、話をすると、ただのプロレス好きらしい。宮沢はプロレスがかなり苦手だ。双数姉妹。
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松竹生(男2)
 なんで、彼はああいう名前なのとよく聞かれるが、それは、「バカだからです」と答える以外にない。私にもわからない。何を考えているのかよくわからない。ちょっと見には、ごく常識的な人間だが、ほんとうにわけがわからないのだから、すごいと思う。奈良県出身。
朴本早紀子(女3)
 今回、もっとも大きな冒険である。誰も女3をこんな女優が演じるとは想像もしないだろう。『ホームラン軒』というラーメンのCMに出ているらしいが、宮沢は一度も見たことがないという。ほんとうにそんなCMがあるのだろうか。演劇ブックのグラビアで取り上げられ、本人、その気になっているのはまずい。
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村島リョウ(道具方4)
 宣伝写真の撮影で、スーツを着ていたが、その姿を見て、正直な話、なんだこの男はと思った。普段着姿はを見て安心した。ごくいまどきの若者だった。この人は、日本一、スーツが似合わない男ではないだろうか。今回が初舞台だという。スーツの役じゃなくてほんとうによかった。
小沢直樹(道具方5)
 池袋コミュニティカレッジに参加し、その後、『あの小説の中で集まろう』に出演。北里大学で臨床医学だかを勉強していてそれから演劇をはじめたという変わり者。『あの…』では、髪を金髪に染め本人も気に入っていたが、バイト先の焼き肉屋のおやじにこっぴどくしかられたという。
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