u-ench.com 1997-10-28 vol#07
遊園地再生事業団


このページをごらんになるのは、おそらく、
NeetscapeNavigator3.01&Internet Explorer 3.01以上がもっとも適していると思われます。 本Siteに興味を抱かれた方は、感想、意見など、送っていただければ、幸いです。
宮沢章夫 akio@u-ench.com

Thank you!

各ページへ
宮沢
Coow Link
会議
BNS
WorkShop
遊園地再生事業団が運営するWebSite PAPERSです。遊園地再生事業団の活動予定、主宰する宮沢章夫の個人的なPage、ほかにも、WorkShop情報、などで構成されております。毎週火曜日更新(の予定)で、 WAT's NEW ってやつは、このページのほかは今週も何もありません。いましばらくご容赦ください。稽古期間にもかかわらず、このページだけでも更新できているのは、つくづく奇跡だと思う。(どこかをクリックすると「幸福な飛び」が用意されています)バックナンバーこちら --> GO to BackNumberSalon
 
.
想像できない
役さん大爆笑の
日新聞の劇評によれば、今回の「別役実フェスティバル」の『病気』を見ていた別役さんが、客席で爆笑していたという。爆笑していたとしたらそれはすごいが、それで私は思ったのだった。
「爆笑する別役さんの顔が想像できない
 なにしろ、こういう種類の顔である。この顔が爆笑したという。想像できるだろうか。
 私にはできなかった。
 むしろ、想像したくない。
 ほかに、「大爆笑を想像したくない顔」といえば、渋澤龍彦の名前があげられるだろう。
 で、「大爆笑の顔を想像させないある種のムード」というものは、いわば、
「文学主義」とどこか通じる。いまやそれは無効だ。渋澤さんは、死んでしまったからいいが、いま時代は、「爆笑」を要求するので、そこに、別役さんの不幸もあるのではないか。
 どんなに面白くても、そのこととは、関係がない。私は信じたいのだ。

 別役さんは爆笑などしなかった。

 記事を書いた人のなにかのまちがいであってほしい。そうでないと、なにかだめなような気がするのだ。

東京日和
竹中直人、ご満悦

 この秋に公開された日本映画はたいていこけているらしいが、唯一、竹中直人監督の新作、『東京日和』だけはちがう。大量動員しているという。 
 左の写真は桂枝雀ではない。満面笑みを浮かべたごく最近の竹中である。客が入ってると、連絡があった直後の顔。
 その程度のことでこんな顔になってしまった。
.
.


   発見!
マニア顕示欲
なぜだ?
鉄道マニアはまどぎわに
コレクションを置く

 町を歩いているとき、あなたもこんな光景を目にしたことがないだろうか。まどぎわに、列車のプレートなどが、これ見よがしに置かれている姿である。これこそ今、話題の、マニア顕示欲である。どこで話題かしらないけれど。とにかく、そういうものがあるのだ。あるということにしてくれ。
 もしないのなら、いま作る。

 
マニア顕示欲

 できた。
 彼らが、顕示するのは、自らのマニアぶりだ。だとしたら、ほかにも、まどぎわに、なにかを置くマニアがいてもいいはずだが、鉄道マニア以外で、まどぎわのマニア顕示欲を見たことがないのはどうしたことだろう。
 
切手収集家はどうだ。
 まどに、切手がびっしり貼ってあってもいいじゃないか。あるいは、
コインコレクターはどうだ。やはり、まどに、小銭がびっしりだ。お城好きはどうなのか。まどぎわに、天守閣がたっている。
 けれど、そんな光景は見たことがない。
 鉄道マニアは特殊である。マニア顕示欲とは、鉄道マニアに与えられる特権である。

今月の言葉
先に行く
ここにとどまるなら
さようなら
COOW
 何度も書くようで恐縮だが、これからは、COOLではなく、COOWだ。カーウリンクニュースも早く更新したいが、時間がない。第2、第3の偉人も出現、たいへんなことになっているのに、とても残念である。

なおも稽古
 稽古の日々はつづく。 
 立ち話をしているのではない。れっきとした稽古である。場所が場所だけに、稽古に見えないのはいなめないが、稽古なんだからしょうがない。
 しかし、この写真も、「稽古風景」とキャプションがついていれば、それで人は、「ああ、稽古してるんだなあ」と思うだろう。これが、「相談する三人」というタイトルだったらどうか。「いろいろ相談することがあるんだな、たいへんだなあ、大人ってものは」
 と人は考えるかもしれない。
 稽古場で、稽古しているのが、そうだと見えない写真のとれる芝居が私の理想だ。
 それはそうと、初日まであとわずかになった。いよいよ稽古も大詰めである。なにか、師走のような気分だが、こうして、Webの更新をしているのだから、演出家ものんきである。

 のんきな稽古内容についての詳しい情報は、宮沢の、
『稽古の日々』を読んでいただきたい。
>>>> GO HERE..

見られなかった
立花ハジメ展
タイポフェイス
1997/09/05 - 10/31
MORISAWA TYPOROGRAPHY SPACE


立花ハジメさんが、アドビイラストレーターとその自作プラグインフィルター「信用ベータ」を駆使して、タイポグラフィカルなフェイスを「リトグラフ」に展開、したものだというので興味があったが、稽古の休みが休館の日曜日だったものだから、見ることができなかったのだ。誰か見に行って教えてほしい。






 宮沢「鳩よ!」連載の
  イラストレーター!
宇田川新聞(名前)
イラストレーション展

 1997/10/21(Tu) - 11/2(Su)
 
場所・渋谷
ART WAD'S

 きっと面白いと思う。


 400人台に到達したが、目標は千人。でも、あのアクセスを示す数字がほんとうかどうかよくわからない。アクセスカウンターってやつもあてにならないというじゃないか。なにを信じればいいんだ。
 閑話休題。
 で、まあ、数字はどうでもいいのだ。作品としての質を高めたい。そのためには時間だ。いくら時間があっても足りない。
 いろいろな国に行ったが、たいていバスのいちばんうしろの席には、ダメな連中が乗っているような気がする。日本でもそうだろう。ダメな人々。ダメな若い連中。バスのうしろにダメな人。
all Dsighn and text by Akio Miyazawa 1997,10,21

本日は、閲覧、まことにありがとうございます。今後も可能な限り更新してゆくつもりです。
次回の更新では、さらにページ数も増え、内容も充実していることでしょう。
PAPERS vol#07にご期待ください。