u-ench.com 1997-10-21 vol#06
遊園地再生事業団


このページをごらんになるのは、おそらく、
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宮沢章夫 akio@u-ench.com

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遊園地再生事業団が運営するWebSite PAPERSです。遊園地再生事業団の活動予定、主宰する宮沢章夫の個人的なPage、ほかにも、WorkShop情報、などで構成されております。毎週火曜日更新(の予定)で、WAT's NEWってやつは、このページのほかは何もありません。いましばらくご容赦ください。稽古期間にもかかわらず、このページだけでも更新でてきているのは、奇跡だ。わたしは現代の奇跡を見た。ここで。(どこかをクリックすると「幸福な飛び」が用意されています)バックナンバーこちら --> GO to BackNumberSalon
 
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謎の外国人
下鉄で目撃したとの読者情報
 東京には様々な外国人がいて、それぞれに生存権があるはずだ。いまや、アジア系外国人のことを興味本位でとりあげたり、面白いこととしてとりあげるなど、ちっとも新しくない。陳腐だ。そのことを認めつつも、読者から寄せられた情報によれば、地下鉄で、読者が発見した外国人は、一般人をおびやかすに、充分な存在であった。
 読者の情報をもとにして描かれた想像図。白人である。身長は、優に190センチはあった。アイパッチが印象的な謎の外国人である。
 アイパッチも異様だが、さらにその男はつえまでついていたという。カーボーイハットにアイパッチ、そして、つえ。そんな人が白昼堂々、地下鉄に乗っていいものだろうか。
 いや、いけない。だってそうだろう。
 考えてもみてほしい。

 キップを買っている姿が想像できない。

 やはり、アイパッチの男も、キップを買うのだろうか。カーボーイハットでも、普通の人と同様に、キップを買うのか。つえをついたアイパッチの外国人は、どんな姿で小銭を、自動販売機に投入するのだろう。
 わからないよ、俺にはもう。

 町でアイパッチの外国人を見つけたら、そのあとをつけてみよう。もしかしたら、きみはそこで、「つえをついた、カーボーイハットでアイパッチの外国人がキップを買う」という、珍しい光景を目撃するかもしれないのだ。
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宮沢、先手を打つ

 Webの更新をつづけられるのか、危ぶむ声が大きいなか、宮沢、更新できなかったときのための、おわびのページをすでに作った。u-ench.comにアクセスすると、こんなページがあなたの目の前に出現する。しかも3パターン作ったのだから手回しがいい。.
Pattern 1
Pattern 2
Pattern 3
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さらに稽古
 その後も順調なペースで進行しているが、ある日、突然、小道具に、「豆」が必要になった。なぜ、豆かについては、舞台を見てもらうしかないが、重要なのは、そのことで村島が豆屋の息子だと発覚したことだ。
 これが豆屋の息子である村島だ。どことなく、豆のような身体。子どもの頃から豆ばかり食べていたという。豆しか食べられなかった。
 豆のような不幸。
 豆をかむような日々。
 豆とともに生きる。
 そんな彼も、いまでは立派な大人だ。
 豆だけでも、人は成長する。
 ここには、様々な教訓がある。いまわたしは、村島に、感謝したい気持ちで一杯だ。

 詳しい稽古内容については、宮沢の、
『稽古の日々』を読んでいただきたい。
>>>> GO HERE..

現代演劇を斬る
なぜ
変わった名前の演劇人は
太りがちなのか

もちろん、演劇界に変わった名前が多いのは、よく知られた事実で、そのことだけを取り出せば、なにも不思議なことはない。なかでも私が、変わってるなあ、とつくづく思うのは、次の名前だ。
 
J・S・シーザー
 
ながいあいだ私は、外国人だと思っていた。日本人だというじゃないか。どういうことになっているんだ。だが、それもいい。彼もいまは太りがちかもしれないが、それより気になっているのは、次の二人だ。

 
如月小春と飴屋法水

 ひさしぶりにこの二人をなにかで見たとき私はがくぜんとした。太っている。かつての面影がない。変わった名前の二人が太っているのである。
 私は思うのだ。
「変わった名前だけに、太るのはなにかまずいのではないか」
 まだほかにも変わった名前の演劇人は数多く存在する。気おつけてほしいものである。
写真は記事と、あまり関係がありません。
見る


Document & Art



1997/10/11 - 10/19
アートミュージアム・ギンザ


様々なスタイルと質の作品に触れた。刺激的なものもいくつかある。下は大学時代の友人、塩見奈々の作品の一部。引用のしかたと、トレーシングペーパーにコピーという方法が面白い。
SMALL WORLD
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 久米宏、前回お伝えした、「へなちょこ」につづき、また新鮮な言葉を提供してくれた。
「わんさか」
 たいへんによろしい。早く、「ぽんこつ」や「へっぽこ」という言葉を口にしてもらいたいものである。


 大人計画の松尾スズキ、爆弾発言。苦手な役者の顔という話になったとき、彼はきっぱりと言った。
「僕は、ナイロン100℃のミヤケがだめですね」
 だめなんじゃ、しょうがないなあと、私は思ったのだった。    
 ミヤケと言えば、元体操部だったことは有名だが、体操競技を見ていると、ミヤケ的な顔が選手に数多くいるのが奇妙だ。いま注目されている若い選手など、ほとんど、ミヤケである。
「体操部の顔」
 そういうものが存在するのだろうか。それとも、体操をしていると、ああいう顔になるのだろうか。松尾の意見が聞いてみたいものだ。


 一日の訪問者数が平均、250人くらいになっている。まだまだだ。なにがあと必要だろう、やはりSEXじゃないかと、ばかなことも思ったりするから、こういうことはじつにだめだ。自分が楽しむために作る。じゃあ、SEXか、って、そういうことではないよ、絶対に。自分のために作る。今後もずっと。すべてはそうである。
 世界はわずかづつだが変容している。それと気がつかぬまま、牛は前にすすむ。不安な前進だ。
 不安を抱えた牛。すくなく見積もっても、五頭はいる。
all Dsighn and text by Akio Miyazawa 1997,10,21

本日は、閲覧、まことにありがとうございます。今後も可能な限り更新してゆくつもりです。
次回の更新では、さらにページ数も増え、内容も充実していることでしょう。
PAPERS vol#07にご期待ください。