u-ench.com 1998-01-06 vol#16


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宮沢章夫 akio@u-ench.com

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遊園地再生事業団が運営するWebSite PAPERSです。遊園地再生事業団の活動予定、主宰する宮沢章夫の個人的なPageなどで構成されております。毎週火曜日更新(の予定)。 WAT's NEW は、残念ながら、今週はなにもありません。年が明けても、仕事に追われる毎日だ。まとめて仕事をこなし、集中的に休みたいが、世の中、そんなにうまくはいかないものだ。しかも、やりたい仕事は、まだ、たくさんある。そういえば、「小説ベータ版」はいったいどうなったのだろう。バックナンバーこちら --> GO to BackNumberSalon
 



   相変わらずの正月

 不況だそうだ。不況でも、それなりに正月はくる。世田谷八幡宮というふだんは人気のない地味な神社にも、初詣客はあつまる。この国は崩壊し、日本人にたしかな未来はない。あとは神にすがるのみ。


世田谷八幡宮1月1日



  あの講談師はあの人だ

 先日、TBSテレビの『報道特集・なぜ飲む? 講談師が語る依存症の実態……酒浸りの日々とある出会い』を見ていたら、一瞬、なつかしい人の顔を画面に見た。その人は、いま講談師になっていた。
 かつて、いまはなき、シティーロードという雑誌で編集者をし、私が連載をしていた頃の演劇担当の吉田さんである。ある日、編集部を辞める吉田さんは、理由をたずねた私に、きっぱりこう言ったのだ。
「講談師になるんです」
 そのときもかなりおどろいたが、いまこうして、その姿をまのあたりにすると、またべつのおどろきがある。すごいよ吉田さん。立派だよ、ほんとうに。


 こんな新しいページはどうだ

 先日、こんなロゴ、っていうか、バナーっていうのか、よく知らないが、そういったものを作ってしまったのだった。これ、黒い部分はページの地です。まんなかの部分が、作ったロゴ。
 いったいどういうものになるか、自分でもわからない。ただ、タイトルの、『季刊GUTS』がなんかいいなあと思ったのと、デザインが楽しくて作っただけだ。こうして新しいページは生まれる。



1/6 一九六八年、ハワイ出身の高見山、初入幕。(高見山といえば、もみあげを思い出す)1/7 一九五〇年、千円札発行。三月十四日には早くも偽紙幣あらわれれる。(偽金について私は、かつて『ヒネミの商人』に書いたことがあるが、岩井克人の著作を参考にした。すごくおもしろい)1/8 一九三四年、京都駅で入営見送り人混乱階段で圧死七十七人。(ATOKでは、「入営」って言葉が一発で変換できた。なぜ)1/9 一九三三年、三原山で女学生自殺、流行作られる。(これ、すごく変な事件だ。自殺が流行したらしい。くわしくは なにかの資料で調べよう)1/10 一九四二年、味噌、醤油、六大都市で配給制実施。(当時の六大都市とはどこだろう)1/11 一九六五年、東京にスモッグ警報をだしはじめる。(ああ、そうだ、その頃のことだ)1/12 一九四八年、寿産院事件。石川夫妻が幼児二四〇人中一〇三名を死亡させていた事実が発覚、逮捕。(いったいなにがあったんだ、この産院で)

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 本年もよろしくお願いします。 .
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SMALL WORLD
「明日までに原稿を書く」と言う私に、「男の約束」ですよとある編集者は念を押した。いったい、「男の約束」とはなんだろう。「女の約束」はあるのか。聞いたことがない。だったら、「スネネズミの約束」はどうなんだ。スナネズミはいったいなにを約束するのだろう。
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<編集後記> 人は往々にして、年頭、一年の目標などかかげがちだが、そんなものはだめだ。PAPERSに目標など存在しない。最近、一日、何人訪問者があるかなど、まるで興味がなくなった。調べにゆくのもおっくうだ。どうでもよくなってしまった。淡々と、作ってゆく。そんなふうにして、PAPERSはできている。
◎年賀状をたくさんいただいたが、返事がまだだ。そもそも、自分からは一通もだしていない。こうして友だちがへってゆくのだろう。出そう出そうとして先になる。年賀状のやつめ◎


Published: September 9, 1997 Updated: January 6, 1998
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