Jun.30 sun. 「六月が終わる」 |
Jun.29 sat. 「髪型といいうもの」 |
「これまで髪型というものをやったことがないので、ひとつ髪型というものをやってください」そんなふうに言われた理髪師もさぞかし困ったことだろう。いまの僕も「髪型」になっていない。坊主の髪が伸びただけの状態。いつも行っている髪を切ってくれる店に行きたいが時間がないし、そもそも東京の店だ。ふつうの床屋では坊主頭といったらバリカンだが、いつもの店ではハサミで丁寧に坊主にしてくれる。すごいと思うのはハサミだけで坊主頭にしてくれるばかりか、頭の形に合わせて微妙に長さを変えているところだろう。頭のてっぺん周辺に少しくぼみがあるが、そこは少し長く刈り、全体がきれいな坊主頭になる。見事な技だ。それにしても、坊主頭にした当初、会う人が口をそろえて、「頭の形がいいですね」と言ったのだが、それはほめ言葉だろうか。よくわからない。だいたい、頭の形を自分で確認できないので困る。
Jun.28 fri. 「だめだめの稽古」 |
Jun.27 thurs. 「せっぱつまってる人になにを言ってもむだ」 |
Jun.26 wed. 「結果的に変化していれば」 |
Jun.25 tue. 「いつもこんばんは」 |
Jun.24 mon. 「音楽はたのしい」 |
Jun.23 sun. 「ルールは改変される」 |
「ゴールの幅を狭くし、しかし、少し高くする」とんでもないことを考えたものだ。アジアのサッカーにとっては痛手である。高さに弱い。やるね、やつらは。まず、イタリアがそう言い出す。次にスペイン。今後の展開ではドイツも言う。
Jun.22 sat. 「加茂周の解説を味わう」 |
スポーツを観るという行為には、人間の身体能力の素晴らしさをほれぼれと眺める、という側面のほかに、阪神ファンでおなじみの「浪花節」的観戦の仕方がついて回るように思います。そうだな。たしかにそれもある。特に後半は「物語化」ということだと思うけれど、スポーツに限らずあらゆる場所で「物語化」はしばしば発生する。それから逃れなければいけないが、人は「物語」に弱い。同時に「物語るまいぞ」と思うが、物語りたくなってしまうのも人の常である。それはさておき、「フィジカルの魅力」も「物語」もスポーツ観戦にはあるが、やっぱりゲームとしての面白さを見たいと僕は思う。「ワールドカップという物語」はMさんもメールに書いている通り巨大な物語だが、そこから逃れてゲームを見なければ。戦術のかけひき。技術。ゲーム中の選手たちの微妙な心理のあやなど、あらゆるスポーツが持つゲームの魅力。
ホテルのラウンジの大画面で日本対ロシア戦を観たとき、事前に仕入れた「物語」だけで、わたしは、まったく意味の分からないインドネシア語の中継であっても、90 分、びっちり集中することができたのです。たしかにそうだと思う。だからこそ、「物語」をつきぬけ、「ゲーム」の魅力をそこから発見し、むきだしの「ゲーム」にたどりつかなければと思うのだ。そのためには、スタジアムに行く。サッカー場でも野球場でもそうだが、そこにはむきだしのゲームがある。なにしろ中継のアナウンサーも解説者もいないのだ。それにしても中田浩二だ。日本は戦術的にトルコを圧倒していたがミスによってなにかが狂った。ロシア戦であんなにいいパスを出し、技術的にもすぐれた中田浩二がなぜあんな単純な、そして決定的なミスをおかしたのだろう。ミスは誰でもおかす。いかにそこで動揺せずに立ち直るか。高度のレベルでのゲームにはそれが要求される。サッカーが過酷なのは、野球のように、そこでちょっと一呼吸おいてという時間が許されないことだ。ピッチに立った選手が自分の考えで動く。このあたりは舞台に似ている。舞台に立ったら、あとは演出の指示を受けることはできない。
Jun.21 fri. 「一日、はたらく」 |
Jun.20 thurs. 「京都は雨だった」 |
Jun.19 wed. 「生き生きとしてきた稽古場」 |
Jun.18 tue. 「大人ということについて」 |
Jun.17 mon. 「稽古をする」 |
Jun.16 sun. 「いろいろする日曜日」 |
Jun.15 sat. 「逃避する一日」 |
Jun.14 fri. 「せっぱつまっている」 |
Jun.13 thurs. 「体力の勝負である」 |
Jun.12 wed. 夜 「稽古」 |
Jun.12 wed. 午後 「ナンシー」 |
Jun.11 tue. 「授業と原稿、そして睡眠 」 |
Jun.10 mon. 「PKのような緊張感」 |
Jun.9 sun. 「いい日である」 |
Jun.8 sat. 「学ぶ」 |
Jun.7 fri 「リーディング二日目」 |
Jun.6 thurs. 「リーディング」 |
Jun.5 wed. 「TREKで学校へ」 |
Jun.4 tue. 「贅沢な話と、録画で観たワールドカップ」 |
Jun.3 mon. 「夕方から稽古」 |
Jun.2 sun. 「さらに休む」 |
Jun.1 sat. 「休む」 |