[2001年04月29日]


■時間があっというまに過ぎてゆく。桜井圭介君から劇中歌のテープと楽譜が届き歌の練習。なかなかうまくゆかない。で、だめ出しをしていたらだめ出しだけで一時間半。もう午後の三時。それでどうしてもやっておかなければいけない転換部分などを稽古。衣装が出来てきたのでそのチェック。食事しているひまがない。ちょっとだけ休憩し、気がついたらもう通しをしなければいけない時間だ■通し。きのうより出来がよくない。疲れているかな。ばたばたしていて集中力が散漫になっている気がする。舞台監督の武藤が「やることがないですよ」というくらい出演している者が自分たちで小道具のことやらなにやら自覚的にどんどん準備してゆくのはとてもいいが、俳優として、舞台上のこと演技のことに集中しなくてはいけないのだなあ。よくなにからなにまで人まかせの俳優がいるが、あれはあれで、演技に集中しているからだとも考えられるし、舞台の上のことにすべて集中させる力のある俳優のすごさはあるにちがいない。なにからなにまで人まかせで、しかも演技に集中できないばかものも東京ではよく見かける。で、ばかものにはばかものなりの面白さもある。いろいろだ■少しずつ、気になるところを直してゆこう。可能な限り最高のものを作る■終わってから、伊地知や武藤、永井やT君らと食事。くだらない話をいろいろ。家に帰ってからは舞台のことばかり考えている。舞台のことを考えているとなかなか寝つかれない■
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