[2001年04月26日]


■朝六時に目が醒めた。昨夜は早く眠ったので調子がいい。で、授業の準備をして家を出る。一年生の授業。映像コース、舞台コースが混在して授業を受けるシステムのうち、きょうはBクラス。どうしてクラスによって差が出るのか、Dクラスに比べてどうも重い。なにか発表するにもしりごみする者が多く、学生もいろいろだなあ。だから担当する者は、それぞれの学生に合わせて運営の方針を変えなくてはいけないのだろう■一人ずつの発表で、いました発表について質問してもなにも答えない学生がいた。なにかこちらが問いかけても沈黙。待っても答えは出てこない。だんだん腹が立ってきて、思わず、帰っていいよと言ってしまった。だが、さらに沈黙。帰りたくないのかと質問するとうなづく。わからなかった■で、冷静さを取り戻すのはなかなかむつかしい。次の順番の学生に悪いことをした■授業を終え、学校をあとにしてからわたしはヒモを探していたのだった。ヒモはどこにあるのだろう。というのも、ワークショップのチラシをほんやら洞に置きたいのだが、ほんやら洞の場合、吊さなくてはいけない。文房具屋でヒモ発見。包装もなにもなく、ヒモをむき出しのまま手渡された。ほんやら洞でKさんと合流。チラシに穴を開けヒモを通す。ほんやら洞には紙に穴を開ける装置など「吊すもの」が一式そろっていると知って驚く■Kさんが調べてくれた場所にチラシを置きに行くことにする。このあとバイトであまり時間がないというので、のんびりもしていられない。歩いた。のんびりもしていられないはずなのに、近くのギャラリーまで歩くのははまだいいとして、河原町今出川から、三条河原町まで歩くのはいかがなものか■日が照ってやけに暑い。汗が出る。三条河原町の「六曜社」という喫茶店へ。こうやって店をまわり、チラシを置かせてもらうなんてはじめての経験だ。いろいろなことを知る。そのあと、「さらさ」というカフェへ。名前を忘れたレコードショップ。三条烏丸の新風館にある「ヴィレッジヴァンガード」にも置いた。映画館の「みなみ会館」や「メトロ」というクラブには、Kさんが置きにいってくれるという。僕も調べてどこかに置きにゆかねば■考えてみるとすごく歩いた。また歩いてしまった■
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