[2001年04月25日]


■家を出る直前、メールチェックすると、伊丹のAIホールの方からワークショップのチラシ配布に協力してくれるとのメール。すぐさま、ワークショップ準備委員会掲示板と、大阪のYさんに内容の一部を転送し動いてもらうことに■それで家を出たので大学に着くのがいつもより少し遅くなる。八時三〇分を少し過ぎていた■一年生、Dクラスの授業。「歩き」をテーマに短いドラマを作る。どこかで訓練を受けたのだろう学生に少し厳しいダメを出し、冗談で「きみの演劇観をくつがえしてやるよ」と言う。でも、やけに素直。すーっといろいろなものを受け入れていまの身体になったのだろうと想像する。東京とその周辺の学生が何人かいて、なんと言いますか、ノリが近いものがあり、言葉のせいだけではない気がする。いくつか優秀な作品があって驚く。もっとも面白かった作品をべつの人間が演じると、またちがうドラマになるということを示そうと、Y君とMさんという注目すべきふたりにやってもらおうと思ったら、Y君が、「それ、先生が見たいだけでしょ」と鋭いことを返す。このクラスはやけに面白い■授業が終わったあと、実習室のある建物の前で煙草を吸っていたら学生たちが集まってくる。驚いたのは、男ばかりが集まってきたことだ。ふうつこういうときは、男は遠慮がちで、女ばかり話しかけてくるがこのクラスはちがう。みんなで立ち話。とてもいい感じである■学校を出て急ぎ三条へ。ワークショップのチラシを配布している大阪のYさん、京都のKさんと、アートコンプレックスの前で合流。メディアショップに置いてきたという。で、チラシを置くついでに落ち着こうとOPALへゆく。なんのはずみか、あまり最近は語ることのない昔の話をしてしまった。損したような気分だ。Yさんからチラシを受け取る。あしたから配布活動だ■この時期の京都は人が多い。観光客や修学旅行生。急いで三条にゆくため五番のバスに乗ったがものすごく混んでいた。途中、三条京阪のあたりで交通事故。バスは動かない■
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