[2001年04月20日]


■D君が作ったワークショップを告知するチラシ原稿を受け取る。ほんとはもう少しねばりたかったが、もうチラシを配布しなければまずい。彼が授業で忙しいというので、べつの学生のYさんが届けに来てくれることになった。ほんやら洞で待ち合わせをすることに。そんな折、僕の舞台によく出ている笠木が大阪にいるというので、では、ほんやら洞で会おうということになった■わざわざチラシ原稿を届けに来てくれたとても立派なYさんと、ふつうの人の笠木と三人、ほんやら洞で話をする。あまり時間はなかったが、ひさしぶりに人とのんびり話ができて面白かった。芝居の話。なんでこんなに演劇のことばかり考えているのかとあきれるほど芝居の話をする■夕方、MONOという劇団を主宰する土田英生君に会う■京都アートコンプレックスの地下にあるカフェで、五月十日、土田君とトークイベントをすることになっており、その打ち会わせ。土田君の目は怖い。そのことが気になってもう話がまともに聞けない。気を遣っていろいろ話してくれるが、その目をなんとかしてくれと私は言いたかった。「身体」は「言葉」と同じように、いろいろなことを語りかけてくる。土田君が身振り手振りで話をするのを見ると、こちらに気を遣って一生懸命なのがよく伝わり、そんなにがんばらなくていいんですよと、切ない気持ちになってくる■それにしても、関西に来てからやたら人に会っているような気がする。東京では人に会うのが面倒になっていたが、こちらでは積極的に会いにいったりする。それでまたいろいろな人からいろいろな話を聞く。扇町ミュージアムスクエアのYさんはものごしがやわらかくてとてもいい感じだ。京都に来なかったら会うこともきっとなかったと思うと不思議な気分である■
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