■台本を三分の二まで書き上げた。昨夜は必死である。最後へろへろな状態で書いた部分、ちゃんと書かれているものの、朝になって読み返すと書いた記憶がなかった。こんなことを書いたのかと驚く。で、高校生たちが作った手書きの台本を制作の永井がコンピュータを使って書き起こしてくれる。それをコピーしペースト。どれだけ助けられたかわからない。まあ、なにかと助けられっぱなしだが。稽古場にゆき袋井市役所の人がノートパソコンでプリントアウトしてくれた。助かった。今月中にはなんとか仕上げなくてはいけない。全員を出演させるのはむつかしい■このところ台本を書くのに追われメールが書けないのだった。何通か『月の教室』について問い合わせが来ている。返事ができなくて申し訳ないことになっているのだ。上の「月の教室バナー」をクリックすると情報が出るので見てもらいたい。今回も作曲で参加してもらうとこちらが勝手に決めた桜井圭介君からもメール。この日記を読んだらしくどうするのかと問いあわせ。劇中歌の詩が書けないのだ。ゆずみたいな気分にならなければ、あのような詩は書けんのだろうなあ■あまり稽古は進まない。二、三のシーンに時間をかけるとすぐに稽古時間がなくなる。新しい台本の読み合わせ、少し動きを決めるが、さっさと進めようとして雑になる。雑はいかん。特に高校生や中学生にはじっくりやらせたいのだが。丁寧にやること。雑にならないように丁寧にやってこそ市民とものを作る意味がきっとある。もっと時間がほしい。四月になるとあまり稽古ができないのが心配だ■帰り、また伊地知に車で送ってもらった。伊地知は女子高生たちに「イジっちゃん」と呼ばれている。で、ここに名前を出すと喜ぶので困るよ。ただ、「風俗」のことは書かないでくれという。もう遅いような気がする■あした、稽古は休み。台本を書く作業は残っており休めない。雑誌の原稿の締め切りもある。一日中原稿を書いていると、父親が来て、「章夫は文を書くのが好きだ」という。好きとかの問題じゃないと思う■
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