[2000年9月S日]


■『草の上のキューブ』の書き直しがほぼ終わり少し気持ちが落ち着く。朝日の原稿を書き上げ、それから本を読んだ。『越境する知[1]身体:よみがえる』に所載されたある演劇人の文章は疑問だ。子どもたちとワークショップを通じて舞台を作っていることが書かれているが、ある種の、「教師」のような言葉だ。たとえ大学で教えようとも、ワークショップを開こうとも、こういう、「教師」にはなるまいと思う。そこへゆくと、安積遊歩さんという方の文章はすごい。感服した。この本を全部、読んだら、中間報告としてNOTEのページに久しぶりになにか書こうと思う。夜、永井から電話があり、世田谷パブリックシアターが出している『PT』から座談会の話が来ているとの伝達。テーマを聞いたら是非参加したいと思った。「演技メソッドの彼方に」にといったような話らしく、それに関してはどうしても話がしたいというか、人の意見を聞きたいのだった。ただねえ、スケジュールがねえ、いま時間がないのである。14日までだったらなんとかなるのだが。

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