■午前中、朝日の原稿を書きあげる。少し疲れたので、夕方から大阪で開くワークショップのために眠ることにした。五時間ほど眠りワークショップの準備をするが、中途半端。シャワーを浴びて眠気を覚ますと出かける■扇町ミュージアムスクエア(以下、OMS)の屋上にあるテントの稽古場。受講者が21人。観察者が9人。声が届かないので大きな声を出さなくてはいけない。で、OMSの会議室というところで少し講義をしたわけだが、なにしろ狭い。そこに30人がぎっちりつまって話をする。なにやら奇妙な状態である。ビデオを使ったりなどしてほんとは10時間分ぐらいある話を一時間にはしょってやったので、理解してもらえたかは疑問だ■で、あらためてテントの稽古場に戻り、まずは、「見る」と「歩く」ということからはじめる。次回までの課題は町に出て、「歩いている人をよく見て気になった人の歩きを再現する」だ■当然のことだが参加者はまだ緊張気味。課題を出すと、「課題をこなすのに精一杯」とでもいった硬さがあり、これを徐々にほぐしてゆこうと思うのだが■よく、大阪を中心にした関西と、東京を中心にした関東ではなにか異なるか質問されるが、あまり気になったことがない。まあ、しいて言えば、「ゆがむ」を関西の人が、「いがむ」と口にするのが気になるくらい。こうしてワークショップをやってもやっぱり池袋やその他いろいろなところでやったときと、参加者に変わりはないのだ■帰り、阪急の梅田駅まで歩く。金曜日の夜はすごい数の人。しかもみんな関西弁。あたりまえだけど■
●五月分
●京都その観光と生活
●トップに戻る