[2001年08月22日]


■今年の夏、映像コース一年生のY君に誘われて甲子園に行ったのは8月8日。つまり高校野球の初日。地元だという日大三高をY君は応援し、つきあいもあったし、東京だし、僕も応援するうち心情的にずっと動向が気になっていたが、その日大三高が優勝したので驚いた。これもなにかの縁である。Y君とバンドをやろうという気持ちが高まったのだった。Y君から教えられたマイス・パレードのCDをあした買おう■ワークショップ二日目。「歩く」について。35人もいると、ちょっとした発表でも時間がかかってしょうがない。あと、自分がまさに教師のように振る舞っていると感じて気持ちが悪い。ワークショップをやりすぎではないか。あるいは大学。でも頼まれるとつい引き受けてしまうし、見知らぬ誰かと出会うことの面白さはどうしたってある。となると、「出会い系ワークショップ」か。なにかを喚起してくれるどこかの誰か。どこにいるだろう。そうそう会えるものではないが■夕方、外に出ると晴れていた。気持ちがいい■書くのを忘れていたが、東京に戻ってきたら一年生、二年生の最終レポートが研究室から宅急便で届いていたのだった。「表現方法自由」と告知したらほんとうに自由で、ビデオもあれば、よく理解できないフィギュアがあったり、クール宅急便で送られたものもあって開けてみれば食べることのできないケーキだった。なんだそれは。面白かったが■やらなければいけないことはまだ無数にあるよ。途方もない遠い道のり。ここからでは見えない前方に向かってする跳躍。とりあえず、せっせと小説を読み、そして書く■
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