■学生に誘われて甲子園球場にいった■四条烏丸から阪急で梅田、阪神に乗り換え、甲子園駅まで。一時間と少しの時間で到着。意外に近い。映像コースの一年生のY君ほか学生たち。行くまではこうも暑いのになんで甲子園にゆくのかいやな気分になっていたが、いったん甲子園のスタンドで観戦をはじめたら、気持ちがよくてすっかり気に入った。生に限る。スポーツ観戦は生である。各野手の動き、ベンチ前、バックアップが遅れたときのプレイの進行など、テレビ中継では見られないものが球場では見ることができる■甲子園球場の周辺はまるで祭だ。おそらく、ふだん阪神の試合をやっているのとは異なるにぎわいがあるのだろう。高校野球は一種のお祭りなんだな。あるいは観光。土産物がたくさん売られている。あと、球場前に虎の像があるのが甲子園らしい■Y君は東京都下町田市が実家で、日大三高が地元だというので応援していた。日大三高のペースで試合は進む。九回裏、鹿児島の樟南高校の攻撃中、八点差のリードに安心したのか日大三高応援団はもう片づけをしていた。すると、いきなり樟南、四点取る。だけど応援団は淡々と片づけを進めている■京都に戻ってなにか食事をしようと大丸の裏あたりをぶらぶらしていると、二年生の発表公演でクヌギを演じていたKにばったり会う。京都は狭い。その後、六日の日記にも書いた御池通新町上がるあたりの「ルゴール」という名前のカフェにゆく。あとから、ワークショップに来ていた映像コース四年のT、立命館のH君、同志社のK君が合流。こういう楽しさのことを久しぶりに思いだした■
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