■沖縄でワークショップを計画している方からメール。自治体にはたらきかけて開催しようとしているとのこと。うれしい。そこまでしてくれるのか。こうなったら沖縄でワールドテクニックだ。ほんとは週一回ずつ二ヶ月かけてといったじっくり腰を据えたワークショップをやりたいが、条件と折り合いをつけ、短い期間での作業をあらためて考えてみよう。なにかもっとあると思う■大学での三日間のワークショップが終わった。最終日は人が多くてにぎやかだった。扇町のワークショップに来ていた者ら、一年生たち、それから九州から来てきのうまで二日間見学していたがいよいよ参加した人など、オープンキャンパスとしてはあまり意味がないのではないかと思うような人たちでなんだかもりあがる。扇町組には助けられた。彼らといるとなんだか楽しいし。あと一年生のY君から甲子園にゆきましょうと誘われる。甲子園かよ。暑いんだろうなあ。しかしY君は面白い。わりと辛辣で、教員を冷ややかに見、「ありゃあ、アルバイト。時給七百五十円にしろ」などと言う■終わって、studio21で学生企画の公演、「Cast a Net」を観る。四月にやった作品の、時間を短くした再演。四月の舞台よりずっとよくなっていた。人はなにかものを作るとき、つい足してしまいがちだが、今回は、「引く」ことが成功していたと思う。省略することで表現しようとする像がくっきり見えていた■この前、ここに世田谷パブリックシアターでやるリーディングの公演をstudio21でもやると書いたが、きょう舞台芸術研究センターのHさんがきっぱり言った。「お金がありません」■いったん家に戻り、夕方から、扇町でやっていたワークショップの打ち上げ。木屋町の中華の店。寝不足。ものすごく眠い。結局、店を出てから近くの喫茶店にゆき、なんだかんだしていたらもう深夜の三時過ぎだ。あまりうまく話せなかった■
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