[2001年07月31日]


■七月が終わってしまう。一年でいちばん好きな時間が終わる。この時期になるとからだの調子がすこぶるいいのは謎である。昼間、ようやく、『青空の方法』、単行本用の原稿九十二本をメールで送った。連載原稿のなかにどうしても一本つまらないものがあって削除した。白水社のW君からのメールによれば、『月の教室』に添付するCD用の録音は九月二日に行われるとのこと。また袋井にゆく。『月の教室』の台本もまとめなければいけない。池袋のワークショップは十月からだった。十一月はリーディングの稽古■ここ数日、誰にも会わず、家で本を読み原稿を書く生活がつづく。それもまた心地よい。「祭」はもう飽きたよ。気がつけば、早朝、ゴミを出しに外に出たきり家の中にいる一日だ。二度ほど睡眠。すぐ目が醒める■「i feel」という雑誌でこんど対談する保坂和志さんの『世界を肯定する哲学』が宅急便で届いた。対談のテーマは「哲学」である。なぜ対談に引っぱり出されたかわからない。なにしろ、「哲学」だ。でも面白い話になる予感がする■京都での生活ももう少しで一区切り。春から夏にかけての京都生活はとてもよかった。銀閣地道で桜を見たのがつい最近のようで、時間が経つのが早かった。観光ができなかった。少し観光したいと思うがこうも暑いとどうなんだろう。外に出るのがいやになる■
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