[2001年07月30日]


■午後、『青空の方法』、単行本のための原稿チェック。だいぶ仕上がった。本を読む。次々と読めるのがおかしい。夕方、少しでも涼しくなったころ家を出、自転車で河原町の丸善へ。タブッキの小説などを買う。食事。夕方になってもまだ外は暑い。汗をかく■五月にトリイホールでダンスを観たとき、桜井君や小浜に会ったからだろうか、すごく東京に帰りたかった。それが七月くらいからおかしくなった。京都がからだになじんできたというか、東京に帰りたい気持ちを持ちつつ、京都もいいなあと思いはじめているのが怖い。舞台をやり、祇園祭を見、ワークショップをやって、学生たちが家に訪ねてくる生活が楽しくなってきたということか。まずいよ。あったな、こういう小説。なにかにからめとられてゆくような不気味な感覚である■そうだ、わたしは小説を書かなくてはいけないのだ。やるべきことはきちんと片づけ、次は小説へ■夜、また本を読む■
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