[2001年07月28日]


■白水社のW君から本を送ってもらった。このところアントニオ・タブッキの小説を読んでいることをここに書いていたからだろうか、タブッキの『レクイエム』と、ジム・クレイスの『死んでいる』の二冊(ともに白水社刊)。なにやら不気味な二冊。というか、『死んでいる』という題がすごいな。とてもうれしい。至福の思いで本を開く■夜、コーヒーを買いに外に出る。きのうよりは涼しい気がする。きのうのワークショップで少し疲れたのだろうか。歯が痛い。疲れると歯が痛くなる。腰も少し調子が悪い。東京で鍼の治療を受けたいと思った■「八百屋の表記問題」でまたメールをもらった。東京近郊に住むAさんからのメールにはこうあった。●「キャ別」はうちの近所の八百屋でもごく当たり前のように以前からかかれており、子供の頃は(全てを漢字で書かないということは、「キャ」の部分は余程難しい漢字なのだろう)とか思っておりました。更にその八百屋はにんじんを「忍仁」と表記しており、すいかずらでも売ってるのかと思ってしまうこともありました●八百屋の店頭はかなりアナーキーなことになっているらしく、うちの大学の研究室のKさんから●ニンニクを人肉と書いた八百屋がありました●と、タイトルだけのメールが届く。なにごとかと思った。さらに、宮城県のUさんからはこう教えられた。●宮城県の年寄りは「き」を「ち」と発音します。「千代子さん」も「清子さん」もおなじ「ちよこさん」になります●なるほどと思ったが、なにより気になったのは、「宮城県の年寄り」という言葉だ。なんだか面白い■永井からメール。対談。原稿。ワークショップ。今後のスケジュールがびっしり書いてある。八月の後半に演劇ぶっくのワークショップ。定員30名のところ35人来るらしい。11月から久しぶりに池袋コミュニティカレッジでワークショップ。12月、世田谷パブリックシアターでリーディングの公演。それを京都に持ってきてstudio21でやるのが、「12/4〜7位の予定」。そのまま京都に残って2年生の公演を見なければと思う。学生がどんなふうに変わっているか楽しみだ。来年の5月はフランスでシンポジウム。そういえば、沖縄の人からメールをもらったが、来春、沖縄でワークショップをやろうという計画を進行中とのこと。大学がはじまるころなので春はむつかしいが、ぜひとも沖縄にゆきたい。全国ワークショップ行脚だ。どこにでも俺はゆく■
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