■朝七時に起きて学校へ。昨夜寝付かれず、四時間ほどの睡眠。二年生の授業。稽古■全員参加の稽古になった。今回の稽古がはじまって二度目。こうなると奇跡的といっていいのではないか。しかし金曜日は本番。こんなことがかつてあっただろうか。だが、がまんがまん■あまり来ていなかった中国からの留学生の場面など、稽古が進んでいないところを、じっくりというより、チェックする程度の稽古。もっとやればよくなるはずだが、どこかで妥協。時間がない。あきらめたくはないのだがなあ。あきらめているつもりではないが、時間に追われる。やるべきことはまだいくつもある■午後、いったん帰宅。睡眠。二時間ほど。自転車で学校へ。へとへと。研究室にちょっと寄り、一年生の授業のことで質問があるという学生にあって少し話す。それでようやくstudio21へ。きょうはようやく通し稽古ができる■確認すべきこと、どうしても稽古したかったことをやり、七時半から通し稽古。はじめての通しにしてはわりとまとまっていた。細部に気になるところはいっぱい。言い出したらきりがない。特に、クヌギ役のKがだめ。重要な役なので特に気になる。通しを終えてみると、もうすでに九時半になろうとしているところ。遠方から来ていて帰らなくてはいけない学生が何人もいる。ダメだし。11時過ぎまでかかった。それから12時までいくつか装置のチェック。映像、音楽のレベルのことなど確認。すぐに退出時間の12時過ぎになる■最近の僕の舞台は、本番に近づくに連れ、楽になってゆく。余裕で進行してゆくが今回はまったく逆。みんな本番が近づいてはじめてあせってきた。いやだよ、本番間近にぴりぴりするのは■帰りは自転車。うっかり、今出川から御所の横、寺町通りを走ってしまった。右手に御所の暗い森。怖くてしょうがない■家に帰ったらすぐに寝る。寝不足というより、家に帰ってもなにもすることができない。本を少し。ほんの少し読む。原稿が書けない。spottingの原稿はおそらく落とすだろう。申し訳ないことをした。■
●七月分
●京都その観光と生活
●トップに戻る