[2001年07月05日]


■ほかの教員が自分の公演があるとかで授業内の発表ができないという噂を学生から聞いた。え? どういうことだ? 学生はどうなるんだ? そんなふざけたことがゆるされるのか? 任期じゃないときに公演するからこその半期赴任制だし、だいいちそんな学生をばかにした話があるか? その背景にいろいろ問題が潜んでいると思うのだが……■一年生の授業。ベケットを使う。奇妙なことに出席者がまた18人。ぴったり三人ずつ六組。どうなっているんだこれは。でも20人中、18人は立派だな、まだ一年生は。去年の秋の一年生の授業、40人中、15人くらいしか来ないことはざらだったのだからこの数字はえらい。で、作業へ。簡単な劇を作る。「劇」という形式を使って遊べるようになればいいのだがまだ窮屈そう。しょうがない。少しでもその面白さを見つけてくれればいい■午後、速達を出しに東鞍馬通りをずっと歩いて郵便局へ。近くで食事。そのまま叡山電車で出町柳へ。京阪電車で三条、地下鉄東西線で烏丸御池。家に戻る■眠りたかったが時間がない。シャワーを浴び、少ししたらまた外に出る。外は灼熱。なんという暑さだ。気持ちがいいくらいだ。新風館というショッピングモールのなかにあるBEAMSにはCDのコーナーがあるので二年生の舞台発表で使う曲を買おうといろいろ試聴。時間がなくて、音楽のことまでなかなか手が回らない。桜井圭介君に連絡し、初演時の音源を送ってもらうことにした■昼間、学生たちは授業。夕方から稽古。■三章を通してみる。まだだめだ。演出があいまいなところもまだあるし、作業が中途半端。もっとできる。時間はないがもっと緻密なものに必ずなる。最初に書いた話を聞いたあと、よけい稽古に熱が入る。ばかやろう、こうなったらとことんやる。おれは。■ワークショップに参加している者らが見学に来た。差し入れはヤクルト。なぜ?■
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