[2001年07月04日]


■このあいだ、ユリイカの『野田秀樹特集』のために書いた文章が評判がよく、連載をはじめることになった。なにより、毎月、ユリイカが届けられるのが魅力。もちろん、仕事そのものにも興味があるのだが■午前中は一年生の授業。例によってベケットの戯曲の構造を利用して小さな劇を作る課題。ほかになにかないかと探すがこれほど簡単な構造で、それでいて奥行きのある戯曲が思いあたらない。なぜか出席者が18人。ちょうど三人で六組。作る作業と発表。僕の意見をもとに少し直し再度やってみる。来週までに台本を書いて提出■気がつくと五百円ぐらいしか持っていなかった。キャッシュカードも家に忘れ、しかも寝不足。授業を終えていったん家に戻る。睡眠。二時間ほど。それでかなり回復した■夕方、ふたたび大学へ。稽古。オリジナルの戯曲にはない記録する者たちが三章で登場する場面を繰り返す。だいぶ形になった。さらに三章をやりたかったが、A君がいなくてできない部分がいくつかある。少しずつ前進。もっと緻密に作りたい。ところで、「解体社」って面白いのだろうか。見たことないけど、見る前からいやな気持ちになるよ。ピナバウシュの例の手をぱたぱた、顔をなぜるあのダンス、そのまま、今回ちょっとしたところで使ってます。パクリではないです。あくまで「引用」です■帰り三条をまた歩く。眉毛に会わなかった。こうなると、意外にさみしいものだ■
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