[2001年07月02日]
■夕方から稽古なので、明るい時間、どこかに行こうと思っているうちに家でだらだら時間が過ぎてゆく。観光はどうしてしまったのだ。まだ見るべきものは無数にあるはずだし奈良にだってゆきたい。時間がない。こうも学校に拘束されるとは思わなかった■稽古は少しずつ緻密になってゆく。せりふをちゃんと入れろときのう稽古の終わりにきつく言ったせいかだいぶ入った。それで稽古。ようやく細かいことに気がつくし、もっとよくなるはずの部分が見えてくる。すると僕も乗れる。百子役のFが倒れる場面、うまくいかないのでやってみせる。何度も倒れているうちにくらくらしてきた。こうなってはじめて稽古。稽古らしい稽古■帰りいつものように三条をずっと歩く。烏丸通りを渡ったスターバックスがあるあたりで、背後からなにか来るいやな予感がした。あたりが暗くなる。おかしいと思って振り返ると巨大な黒い物体が迫ってくる。見れば立命館のH君のまゆげだった。というかH君だった。バイクに乗っている。なぜ二日連続でわたしはまゆげに三条通りで会わなくてはいけないのだろう。こいつ待ち伏せしてたんじゃないのか。
ワークショップに来ている京都のメンバーは学生が多いと前に書いたが、キノちゃんと自ら名乗る同志社のK君といい、いまや「肩ひもずり落ち京大生」と呼ばれているKさんといいろくなものではない。あと、京都ってもしかするとすごく狭いのではないか。油断していると誰かに会うのかこの町は■
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