[2001年06月28日]


■先日、稽古の見学に来た大阪のYさんが自分のWebの日記にその日のことを書いている。面白かったので引用させていただく■「帰り、バス停の前を通って帰ろうとした学生さんたちが、宮沢さんの姿を見つけて立ち止まる。次々に現れてバス停があふれ返ってくる。ついに太鼓を叩く学生まで現れた。宮沢さんのリクエストに応えて歌も歌う。ここはどこの国だろう。バスに乗り込んだ宮沢さんを手を振りながら追いかける学生たち。宮沢さんは、『ばかだあいつら』とおっしゃっていたが、私の大学では見なかった光景。教授と学生の密な関係をうらやましく思った」■この「ここはどこの国だろう」は笑ったなあ■そんな大学生活。でも教授じゃないです、わたしは■朝から一年生の授業。二人一組による簡単な劇を作る。studio21のすぐそばにある芝生の坂をごろごろ転がる学生がいたりで面白かった。学校中を使って劇をやりたいという寺山修司のような気分になる■午後、研究室でWeb作り。学食で食事。また一日中、学校にいる。夕方からstudio21で二年生の稽古。僕のからだがあたたまってきたというか、徐々に学生たちの芝居が固まってきたせいか、細かいことまで指示が出せるようになった。ちょっとずつ先へ、繰り返し同じ箇所を稽古しては先へと進む。ようやく稽古らしくなってきた■終わってからしばらくstudio21の前で学生たちと話をする。みんな地べたに腰を降ろしなにごとだこれは■『月の教室』をわざわざ東京から見に来てくれたFさんの奥さんは、古くからの知人だが、その奥さんからメールをいただいた。Fさん、どうやらまた京都に来てくれるらしい。うれしい。あと、やはり眠るための薬を飲んでメールを書いたそうだ。なんて無謀なことをしたのだろう■
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