[2001年06月18日]


■ユリイカの「野田秀樹特集別冊号」が届いた。松尾スズキと野田秀樹の対談が面白い。そのすぐあとにそれを読んで書いたかのような僕の文章が掲載されているので、ちょっと笑った。ゲラのチェックが甘くて僕の文章はいくつかミスがある。あと五枚書けばよかったとおもうことしきり。もちろんゲラチェック慎重にしべきだったが■昼間、久しぶりに本屋に行き、やはりユリイカの小林秀雄特集を買ったが、かなり古い「坂口安吾と小林秀雄の対談」があって面白い。本屋の帰り、姉小路を走っていたら、小さなカフェを見つけ、入口は小さいのに小さな階段を上がって二階に入ったら大きな空間。そのことに驚く。わりといい店。もっとはやく気がつけばよかった。本を読む。しかしあれだなあ、観光をしていない。どこにもゆかない。なんのための京都だ。ところで、野田秀樹が先の対談で、「ある種の劇をやっている人たちは先生にもなれるし」といった意味の発言をしているが、先生になるために京都に来たわけではないことははっきりしておく。教育とか、えらそうなことを言うつもりはないが、蟹は自分の甲羅にあわせて穴を掘るだ。岩松さんの例にならって、「今年の目標、野田秀樹を殴る」と書くぞなにかに。京都だよ。学生という他者に出会うんだ。今度も外国人など他者に出会う勇気を持つよ俺は。刺激が欲しくて京都に来た。観光はもちろんしたかったわけだが。かなりその比重が大きいなんて書いたら学校に怒られるが。あといつでもやめるぞ、教員にそれほど未練はないが、学生となあ、これだけ関係が濃くなるとやめられんよ、学生が好きだし■と、これを書いている途中で眠るための薬を飲む。以下、その薬が効いてきてから書いた部分。書いた記憶がない。アップする前に読み直してなにを書いているのかとおどろく。野田秀樹を殴るなんてことを書いた記憶もないのだ。(←と、これ目が醒めてから書いた)■で、夜、立命館のH君と、僕の授業などにもぐりで入り込んでいた元京都精華大学のSさんが唐突に訪ねてくる。Sさん、このあいだの日記を読んでかなり落ちこんだらしく、しゅんとしている。まあ、半分冗談だから気にするなと慰める■いま、東京の京王線、代田橋の近くに引っ越す計画が進行中だ。すごく広い。おそらく25年ローンだろう。それまでに死なないようにしなければいけない。環境抜群。静かな住宅街。代田橋から3分。参宮橋から八分。すごくいいところだ。問題は猫。外に出してあげられない■部屋を買うとなると、借りるより慎重にならざるえない。いい物件なので、すsぐにでも決めたい気分だ■今村仁志さんが編纂した「マルクス」というムックって言うか、雑誌と表現すればいいか分からない本を読む。ああ、『JN』の原稿が書けない。あと、『一冊の本』だ。二人から催促の電話。もっともっと原稿をまとめて本にしたい。批評系の本を筑摩から出すという話はどうなってしまったのだろう■サッカーを持ったみたい。セエAの優勝が決まる直前はすごかった。観客がグランドに慣れ混んで試合は十三分間、中断。いいものを見せてもらった■みるべきことが無数にあって困るよ。いろいろ雑事があるが、とりあえずは二年生は発表の稽古。こsれだけが心配。少しすちひとちひつと、や仏閣をもっと見なければ■原稿のこと、賭七位。sikaku■各位イブ対を作。美術院■さにに日記を片づけ土■と、ここから朝、読み直してから書く。おしまいのほうの数行はいったいなんだ。あと俺はほんとうにマンションを買うのだろうか■
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