[2001年06月16日]


■昼過ぎに目が醒めたが、もうひとつ調子が出ない。原稿のことははもちろん気になるが、久しぶりの休み、ぶらっとそこらを歩きたい。その気力もなく、コンピュータを起動してメールのチェック。日記を更新。それでまた眠る■あらためて目が醒めたのは、夜八時を少し過ぎたところ。ほんとは稽古がある日だったが急遽、予定が変更になったのは、同じ学科の門上さんの家で軽い宴会があるからだ。どうしても参加したかったのにはある理由があるがそれはまたいつか書く■西陣にある門上さんの家は古い町屋だ■家に入ると、子どもたちが遊んでいた。料理をごちそうになる。キッシュがすごく美味しかった。舞台芸術研究センターのHさんや、映像コースの教員の方たち、それから門上さんのお知り合いなのか、建築家の方たちもいた。Hさんとサッカーの話をし、映像コースのKさんとコンピュータの話で盛り上がる。それからなぜか川島雄三の話にもなった■話をしようと思ったころには、もうずいぶんお酒を飲んだらしく、門上さん、ろれつがまわらず、京都の冬が寒いこと、そうした寒さを知ることも学生は大事だというような話をしていた。ふと気がつくと門上さん眠っている。時計を見るともう一時を過ぎ■もっと門上さんと話をしたかったが、うまく話せない。「さよならだけが人生だ」とつぶやきつつ外へ。路地を一人歩く。なんだかさみしい気持ちになりながら、さよならだけが人生なんだなあとつくづく思ったのだった■
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