■原稿を書こうと思っているうちに一日が終わった。それで小説を読む。ピンチョン再読。少しずつだが小説を書こうという気持ちが高まってきた。これも夏ということか。夏になると、なんだかわからないエネルギーが出てくるのだった■『一冊の本』のOさんに電話。朝日の連載をまとめたエッセイ集を今年の夏には出すのでその件について。あと白水社のW君にも連絡をしなければと思いつつ一ヶ月が過ぎた。『月の教室』をなんらかの形で本にするという話。そういえば、絶版になっている『彼岸からの言葉』を新装版で出す話もあったなあ。いまワークショップに来ているYさんの話によるとYahoo!のオークションで『彼岸からの言葉』に高値が付いたとのこと。高値で買った人にサインでもなんでもしてあげたいと思うが、それYさんだよ■小説も出せればいいが。本のことより、まず書き上げることだろう■あした朝から二年生の授業。授業の時間内で稽古を昼までやり、また夕方の五時から夜八時まで稽古。時間のあいた昼間の五時間、どこでなにをしていればいいのだ■
●六月分
●京都その観光と生活
●トップに戻る