■土曜日。授業のない日だが、学校で二年生の発表のための稽古。ほんとは『月の教室』に出ていた高校生の多くが通っている袋井高校の文化祭で演劇部が公演する日だ。見に行きたかったが、二年生の稽古を優先。約束していたので申し訳なかった■稽古の参加者は全体の半分。少しずつ進行。ほんとうに少しずつ。加藤役のS君がいい感じになってきたのが収穫。こうして稽古をすると変化してゆく。ひとりひとりというより、全体の空気が変わる。そのこと自体、稽古の意味を知ることが二年生の課題なのかもしれない■稽古を終えたのは夜八時。学校の前で学生たちとわかれ、バスに乗りたかったがバスが来ない。それで東鞍馬通りをぶらぶら歩く。少し腹がへったのでラーメン屋に入ると、店に映像コースの一年生がいた。袋井まで『月の教室』を見に来てくれたMとOだ。これもなにかの縁だろうとラーメンをごちそうする。一人で食べるよりはずっと美味しかった■あしたは休む。ぜったいに休む。で、サッカーを見るぞ俺は。東京から『一冊の本』のOさんがエッセイ集の打ち合わせで京都まで来るかもしれないし、Spottingという雑誌の締め切りの日だときょう知った。休みの道は険しい■
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