■岩谷宏がホットワイアードに書いている、「インターネット社会の倫理と正論を考える ――第10回 フリーターや難民は、明日の人類のメジャーなあり方である」を読んでいると、大学にいたとしても僕はまぎれもないフリーターだという気がし、文中にあるように、「今後のフリーターは、必死に勉強し、知識と技能を向上させなければならない」気分になったものの、「必死に勉強し、知識と技能を向上」させる「帰属意識のまったくない正社員」もいいのではないか。いったいなんのための「向上」だ。方向の見えない「向上」へ■大阪の小学校で事件。四条烏丸の駅へ向かう途中、新聞販売店の前に貼られた号外で知った■夜、扇町ミュージアムスクエアのテントでワークショップ。各班ごとによる「歩きをテーマにした作品」の発表。完成度より、もっとはじけたものが見たかった。まだかたいな。いろいろかたい■帰り、扇町から梅田の阪急の駅まで、いつもとちがう道を歩いた。京都へ帰る連中と一緒。通りの途中にあった果物屋は、煙草を売っていたり雑誌を売っていたりでなんの店か自分でもわからなくなっているのではないか。バナナが店頭に並んでいたので一房買ってみんなで食べる。ちょうど一房に人数分。バナナを食べながら歩く夏の夜は気持ちがいい■
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