■明け方まで起きていたせいで、眼が覚めたのは夕方だった。散歩したり、眠ったりで仕事が進まない。あと資料を読み、読んでいるうち、本来やるべき仕事以外に考えがずれていって、メモを取り、べつのことを考えているほうが楽しいのは、あきらかに逃避である。■朝日新聞の出版局にいるOさんからメールで中上健次論の原稿催促。その号は中上健次の特集らしく、青山真治と松浦寿輝の対談が載るそうだ。あ、『小説Tripper』って雑誌。青山真治さんは、『路地へ』という映画を撮った人で、それとどっちが先かわからないが、『ユリイカ』という作品の評判がすごくいい。もう公開されてしまったのだろうか。観たいと思っているのだが。■夜、永井から電話。ロフト・プラスワンのワークショップの件。問い合わせがとても多いとのこと。人数がたくさん来た場合、どうやって作業を進めたらいいかだ問題は。僕の舞台に出ていた者らや、これまでのワークショップ経験者が何人か手伝いに来てくれるというが、果たしてあのばかものたちに任せておいて大丈夫かが第二の問題だ。歌舞伎町を歩いてもらう前に、「地図に関する話」をしようと思うのでその原稿も作っておかなければ。楽しくなりそうである。■あといろいろな人からメールをもらっているのに返事が書けない。この場を借りてあやまる。すまん。■しまってあったモデムをコンピュータにつなげニフティに接続してみた。久しぶりの巡回で終わるのに時間がかかる。それにしてもモデムを探しているとき部屋のあちこちからコンピュータのパーツやらケーブルやら無数に出てくるが、なにがなんだかわからない。組み立てると一台コンピュータができるのではないか■
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