[2001年02月15日]


■すでにワークショップははじまっている■というのも、ワークショップ参加希望者らだけに教えたURLの掲示板があり、ワークショップについて議論をはじめたからだ。すると、「もうワークショップがはじまっているのでは」という疑問が出た。うむ、まったくその通りだ。そして「書き込む人」もいれば、「観察する人」もいるにちがいなく、それはそれでいい。ただ、書き込んでくれるとうれしいが■僕にとっては奇妙な仕事を頼まれた。スケジュールもLOFT/PLUS ONEの日だったので断る。スケジュールが埋まっていてよかった。人生いろいろである■丸善で小説を探していたわけだが、トーマス・ピンチョンの研究書が出ていたので買い、それからべつの棚に目をやっているうちなにを探していたか忘れてもう一冊買い、ほくほくしながら家にもどってきたが、最初、読みたかったものについてよくわからなくなっているのが人間の悲しいところだ。そもそも、電話の子機の電池が消耗し、それを買おうと思って外に出たのではなかったか。木曜日は寺町電気街は休みの店が多い。それで本屋まで歩く。OPALも木曜日は休みで、そこに来たバスが御池通りを走るとわかって飛び乗る。家の近くまでバスでゆく。タイミングがたいへんいいと気分がよかったが、最初おれはなにをしようと外に出たのかもうどうでもよくなっている■『ハムレット』を読む課題を学期末に出した。学生たちによる読後のレポートに目を通す。とてもよく読んでいるレポートもあってよかった。これをきっかけにしてもっと戯曲に親しめばいい。ピーター・ブルックが『ハムレット』をもってもうすぐ日本に来る。それ、ちょっと楽しみだ。タイミングもいいし。学生たちを誘ってまた観にゆこう■

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