[2000年12月26日]


■朝だからというのではないが、朝日新聞の連載を書いてメールで送る。1月第1週分の原稿なので、これで心おきなく正月が迎えられる■ある表現活動をなさっている方から「からだ」に関するメールをもらった。それが「我が意をえたり」という内容でうれしくなった。つまり、「きたえられたからだってかっこ悪い」ということ。僕もそう感じてはいたのだが、しかし、そうずばっと言葉にできなかった。気持ちがよくてとてもうれしい。しかし、問題なのはおそらく、なぜいま、「きたえられたからだ」がかっこ悪くなってしまうかだ。きたえるのは重要なはずなんだ。きたえてこその、俳優や、ダンサーである。それでもなおかつ、「かっこいい、いまのからだ」は存在するはずであり、すると「鍛え方」ってやつ、訓練法、そこに流れる思想にこそ注目すべきだし、俳優やダンサーがどう意識的になるかではないか■そんなことばかり考えているうちに、気がついたら、年末というやつだ。スーパーには正月用の食材が並んでいた。今年も早かった。いろいろやっているうちに、一年があっというまに過ぎた■

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