■午後ののぞみで東京に帰ってきた。こんなに東京を留守にしたのは外国に行っていたとき以来だ。仕事部屋に入って驚いたのがモノが多いことで、どうかと思うような数のコンピュータ、棚に入りきらなくなって積み上がる本や雑誌、こまごまとしたものなど。京都の部屋はシンプルだ。そして東京は人が多い。そういった意味では僕の仕事部屋も東京的だ。過剰にものや情報がある。それがこの町らしさ。京都の生活はゆったりしている■東京駅から中央線で新宿まで行き、小田急線に乗り換えようとしたとき、人であふれる新宿駅南口の混乱ぶりに疲れた。豪徳寺のあの小さな駅前も人が多いのでおかしいと思ったが、きょうは上町で「ボロ市」をやっているとあとで知った。「ボロ市」になると世田谷線が混み、ここら一帯がやけににぎやかになる■経堂にある「はるばる亭」の香麺を夕食に食べた。たいへん美味しい。久しぶりに世田谷らしい生活である■
●十二月分
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