[2000年12月2日]


■気がついたら12月だ■プリンターのインクを買いに寺町までゆく。四条を越えた先から寺町通りはちょっとした電気街だ。家電の大型店、コンピュータの専門店が並ぶ。Mac専門店でインクを買って外に出ると、そばに籐製品の店を見つけた。「籐製品の店」と書くとなにやらおしゃれな店を想像しがちだが、昔風の商店の造りのままそこにあり、軒の低い店先のガラス窓の向こうに、積んで無造作に置かれているような籐の椅子がいくつも見えた。30年ほど前の籐の椅子が両親の住む家の物置にあった。もらって京都の部屋に置いてあるが、さすがに劣化し腰を下ろすとばちっと音がして籐が切れるのがわかる。その店で同じ程度の椅子の値札を見ると五万円前後だ。うーん、欲しいが、この値段は■土曜日の河原町通りは人が多い。なんとか人混みをよけて走り、御池通まで出るとそこからまっすぐ走る。「スムース流カルチャーマップ」にあった「湯川書房」が見つからない。寺町二条をちょっと西に入りさらに北上した位置にあると記憶していたが、ちゃんと地図を持って出ればよかった。仕方がないのでさらに北へ。今出川通りまで出て、「ほんやら洞」で食事。しばらくぼんやりした■家に戻るとAERAからアンケートがFAXで届いていた。「21世紀はこの人が動かす アエラ編集部が注目する100人の40代」という特集だそうだ。僕は動かさないような気がする■

●十二月分
●京都その観光と生活
●トップに戻る

PAPERS(C)2000
u-ench.com