[2000年10月25日]


■授業。前回に引き続き、ベケットの『行ったり来たり』の構造を使って短い劇を作る。授業が始まる前にストレッチを必ずやるが、「とりあえずメニューをこなす」かのようにやっている受動的な姿勢を感じ、だったら自分たちで考えさせようと、「私の考える肉体訓練」の課題を出す。四、五人のグループ単位で作るが、そうしているととたんにいきいきとしてくるのが見ていて面白い。で、かなりいい運動が開発された。後半、前回と同じ三人のグループで短い劇の発表。ひとりなんだかよくわからないほど面白い学生がいる。またべつのグループがいいものを作ってきた。それでちょっとほっとする。九グループ中、ひとつでもいいものができたのは成果だと考えなくちゃいけないのだろうか。

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