■百万遍の近くにある病院まで自転車を走らせ健康診断を受けに行った。おなじ舞台芸術学科の門上さんがちょうど検査を終えて帰るところだ。病院内の地図を渡され記してある数字の場所を探す。そうやって血液の採取やレントゲン撮影などするのはオリエンテーリングのようで面白い。帰り、進々堂で昼食でもと思ったら定休日。仕方なくほんやら洞に行こうと自転車を走らせる。途中、寺の山門の前にぼろをまとった僧侶がいる気がし、あらためてもう一度、見ると姿がない。幻視か、霊とかそういったものかと思ったが、まあ、京都だからそういうことはあるだろうと、気にせず、ほんやら洞へ。昼食。家に帰って夜九時過ぎまで眠ってしまった。セゾンの原稿を書かなければいけない。このまま朝まで原稿を書き、眠らずにあしたは授業をやる。
●十月分
●世田谷日記
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