[2001年01月15日]


■原稿が書けないまま苦しむ一日。夕方、ようやく外に出て食事。丸善で本を数冊。文房具、痛み止めの薬、煙草など、外に出るのはもうめんどうなので一気に買い物。夕方の町を自転車で走るとさすがに寒い■いくつかまとめて仕事の依頼がある。朝日新聞社の出版局にいるOさんから電話。「小説トリッパー」に、「中上健次論」を書けとのこと。かつて別の出版社にいたOさんは中上健次の担当編集者だった。しょっちゅう罵倒されていたという。共同通信社からメールで書評の依頼。永井から電話があり事務所のほうに「ロフトプラスワン」でなにかしないかという話やスパから取材の話が来ているという。袋井でのワークショップもあるしこうして並べるとなんだか忙しい人のようだ。あと、学生の作った観光部の顧問なのでそれにもつきあわなければいけないし、ほんとうに忙しいのではないか。小説を書かなくてはいけないんだ俺は■京都はすごく寒いとか、底冷えがするなどと人にさんざん言われていたが、我慢できないほどではない■『資本論を読む』は「商品」の項をどういう切り口で書くか悩みそれはそれでたいへんだが、スタジオヴォイスのニブロールに関する原稿は、言いたいことがたしかにあるが、どこかもやもやし、すぱっと表現するうまい言葉が見つからない。「ダンス」「からだ」「いま」「現在的な空間」「音楽」「都市」などと言葉がぐるぐるまわる■

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