u-ench.com 1999-2-19 vol#47



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宮沢章夫 
akio@u-ench.com
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遊園地再生事業団が運営するWebSite PAPERSです。遊園地再生事業団の活動予定、主宰する宮沢章夫の個人的なPage、ほかにも、WorkShop情報、などで構成されております。毎週火曜日更新(の予定)。なぜ火曜日更新なんですかとBBSで質問があった。いろいろ都合がいいからだ。大人は、たいてい、都合で生きているのである。今号は画像が多くてすまん。重いだろう。バックナンバー--> GO to BackNumberSalon
ピーポ 君
 いま、警視庁のマスコット、ピーポ君が人気だとなにかで読んだ。ちょっと唖然としたのだが、それについてはこう言わせていただきたい。
「かわいけりゃ、なんでもいいのか」
 いまに出て来るぞ、戦争君とか、傷痍軍人ちゃん、毒ガス兵器どん。かわいいぞ、きっと。
意外ブーム
 前回おつたえした、「平田、意外にでかい」につづき、また、「意外」が出現。東京新聞の見出しである。どうやら、「意外」がいま、ちょっとしたブームだ。なぜ?
掲示板、絶好調
「大きな文字のBBS」は好調だ。
 あいかわらず、ものすごい勢いで書き込まれているのだった。しかも、俺も知らない人ばかりだ。誰も人の発言にレスしない。返事を返さない掲示板だ。それもまた、よし。








三軒茶屋シネマ
 肉のハナマサの上にあるのが、この「三軒茶屋シネマ」だ。狭い入り口、古ぼけた階段、これぞ名画座である。文句あるかという感じだ。
 昔ながらのデザインの、上演予定表も配布され、しみじとした気分になる。宮沢は、ここで何度目かの、「ブレードランナー」を見たのではなかったか。

三軒茶屋中央劇場
 この名前が見事だ。中央である。劇場である。文句のつけようがない。
 なぜか、劇場の壁にカッパ。地元では、「カッパの映画館」と親しまれている。
 築50年になる劇場の建物。知らないけど。なにかそんな気配がただようエントランスだ。
 10年ほど前までは、三軒茶屋にはもうひとつ劇場があったのだから驚く。「映画の灯」などというロマンチシズムに支配された言葉は好きではないが、とりあえず、映画を見に行く場所がなくなったら、困るのだ。いつまでもつぶれずにあってほしい、「カッパの劇場」である。







  世田谷線といわれても知らない人もいると思うので、ちょっと説明させていただこう。東京の西、世田谷の地を走る二両編成の小さな鉄道である。三軒茶屋から下高井戸間を走る。運行時間は約18分。
 映画を見てから乗るか乗ってから見るか。
 どっちでもいいと思う。
 しかも乗らなくてもいいからおどろきだ。だったら、乗ってもいいじゃないか。
 その両端の二つの駅に、それぞれ小さな映画館がある。これもなにか奇妙な縁である。

 かつては、三軒茶屋の先、渋谷までのびていたらしい、そんな昔のことは知らない。料金は、いくら乗っても130円。ほとんどの駅が無人だ。東急電鉄の路線。って、世田谷線豆知識かこれは。



下高井戸シネマ
 三軒茶屋のふたつの映画館とちがって、こちらはビルの中に入ったきれいな劇場である。最近、また改装などして、椅子もきれいになった。洋画系の名画座だが、しばしば、「どらえもん大会」もあるのがよくわからない。地元の子供たちでさぞかしにぎわうことだろう。
 通常の上演のほかにも、モーニングショーとレイトショーがある。モーニングショーは朝、十時からの一回。なんと、二月十三日から二十六日まで、山田洋次監督の『学校III』だ。なぜ、朝っぱらから、『学校』なのか。朝からどうもすっきりしないのではないか。まあ、いいけど。

 心に残らない映画が人の宝
『カモとねぎ』(1968年・宝塚映画=東宝・谷口千吉監督)
 小学校6年のときに見た作品。詐欺師の話。『クレージーの怪盗ジバコ』と併映だった。森雅之、緑魔子、高島忠夫らが出演。ほとんど記憶にないが、子供心にも、いつもはまじめな役ばかりの森雅之が詐欺師をやっているのが面白かった。ほんとうに、心に残らなかった。
 その1・「シネマ下北沢」を見に行く。




 下北沢に映画館ができた。
 正直なところ、最初は驚いた。なぜ、突然、下北沢に映画館ができてしまうかだ。次々と映画館が閉鎖されてしまう時代に、この映画にかける奇妙な情熱はいったいなんだろう。
 それで見に行った。「シネマ下北沢」である。
 見れば、小劇場の殿堂、「ザ・スズナリ」の横である。駅から五、六分。スナックなどが並ぶ建物のなかなので、話を聞いたときは、びんぼうくさいのかと思っていたが、なかなかいいじゃないか。スズナリも見習ったらどうだ。

1
うさぎ
 秋田県中仙町では、うさぎの愛好家が通常より大きなうさぎを誕生させている。 日本白色種秋田改良種という。うまれた時は通常と変わらないが、ニワトリ用のえさを与え普通の2〜3倍とする。
 また、毎年町ではジャンボうさぎの大きさを競う全国大会を開催。平成2年の11.1kgが現在の最高記録だ。愛好家は「うさぎ年の今年こそ記録を更新したいとはりきっているそうだ。それにしても、うさぎが。
(吉田特派員)
2
 ひげ女
 ここに一冊の書物がある。秋田昌美著『ボディ・エキゾチカ』。これは「フリークス」に関する研究書であるが、この本で紹介されている「フリークス」の中でもとりわけ目をひくのは「ヒゲ女」である。「ヒゲ女」とは、女なのになぜか男のようにヒゲが生えてきてしまう人たちのことだ。写真を見ると、どの「ヒゲ女」も女なのに「もじゃもじゃに」ヒゲが伸びている。お気の毒である。まるで男だ。
 しかし、これらの写真を見ていると、なにかひっかかるものがある。納得いかないのだ。
 つまりそれは、「そのヒゲ剃ったらどうだ」ということであり、毎朝ちゃんと剃っていれば何の問題もないではないか、ということなのだ。ヒゲを毎朝剃る「ヒゲ女」は既に「ヒゲ女」ではない。「ヒゲ女」のアイデンティティを支えるものがその「ヒゲ」だとすれば、「ヒゲ女」の「ヒゲを剃らない意志、もしくはヒゲを伸ばしつづける意志」は必然であると思われる。「ヒゲ女」はいつでも「ヒゲ女」であることをやめることはできる。しかしながら、ヒゲを剃った「ヒゲ女」はただの「女」でしかないのだ。(97021145特派員)
ウクレレニュース
▼永井はこのところ、バイクに乗らない▼寒いからというのも、まあ、理由にはちがいないが、どうも身体の調子がよくないからだ▼おなかをこわした▼永井がおなかをこわしたことなど、ここに書いていったい、なんになるというのだ▼だが、事実は、事実として、受け止めなければならない▼くりかえすようだが、永井がおなかをこわしたのだ▼それでバイクにも乗れない▼だが、おどろいたことに、自転車には乗っている▼自転車はいいのか▼永井がおなかをこわしたのである▼
GO
わからない日本
 日本人が好きなもの。それは寿司。だからって、壁に貼り付けることはないじゃないか。
 壁に寿司を貼っていいのなら、しゃぶしゃぶや、すきやきも貼ろう。あと、ステーキも。
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本名だからしょうがない3
■「宍戸開」は本名なんでしょうか。最初は変な名前、と思っていたのですが、姓の最後が「戸」で、名前が「開」なんて筋が通っているじゃないか、と思うようになりました。(城田特派員)
■知人の同級生で、『歩歩』(ポポ)という名前の男性がいました。名字は忘れましたが、佐藤でも山田でも、この名前がついてしまえば同じです。イニシャルにPがつく日本人は林家ぺー&パー夫妻以外、本名では彼だけでしょうか。(ONO特派員)
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<編集後記>
 正直なところ、BBSの書き込みを、楽しみにしている。いろいろなタイプの書き込みがあったほうがいい。傾向を限定したらつまらない。ただ、つまらない種類の書き込みもきっとある。
■野菜はとったほうがいい、ということになっている。なにか、野菜を食べる人の方が、肉が好きな人間より、えらいかのような風潮がある。くだらない話だ■
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PAPERS
Published: September 9, 1997 Updated: Feb. 19, 1999
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