この10月の公演にあわせて、戯曲『14歳の国』が出版されます。白水社刊。戯曲が掲載されているのはもちろんだが、なによりお得なのは、上演の手引き、「高校演劇必勝作戦」という付録だ。入魂の原稿である。ひさしぶりに、書いていて楽しい仕事だった。これを読むと、演劇のことがたちどころにわかるばかりか、『14歳の国』を上演する様々な作戦が伝授され、すぐにでも上演したくなるから不思議だ。公演中に買えばサイン入り。だからなに? |
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初日は近い。気持ちはあせっても、ただ立つ姿に変わりはない。立つ人と学校の机。これが『14歳の国』だ。 |
写真、奥、モロ師岡、手前右から温水洋一、山西惇、松竹生、原金太郎。立っている。ただ、五人が立っている。 |
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稽古が休みだったので、久しぶりに古本屋に行って見つけたのがこの本だ。『アメリカ文学を読む 30回』。なにしろ30回である。「毎日、腹筋30回」といったものに似ている気がする。さぞかし大変だろう。内容はかなりためになりそうだ。 |
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SMALL WORLD |
来年の5月か6月くらいに公演があるはずなのだが、そのタイトルを突然、思いついた。
『おはようとその他の伝言』
ちょっと長いけど。古本屋で手にしたペーパーバックのタイトルが、「グッドバイ・アンド・アザー・メッセージ」というものだった。それで思いついたわけで、思いつきは、意外にすぐあきる。
問題は、ヤクルトスワローズの野村監督の辞任である。かつての名打者、若松さんが、来年は指揮を執るという噂だ。それを尋ねられた若松さんのコメントが泣かせる。
「バッティングのことしか、考えてませんので」
小さな大打者は、日本の不況や「毒物問題」、あるいはクリントン疑惑のことなどおかまいなしである。
青年団の平田オリザ君が、あるTV番組に出ているけれど、芸能界の話題にまでコメントするのは、いかがなものか。べつに悪いわけじゃないが。 |
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デジタル活動家について |
HOT WIREDの記事によれば、様々な国で、政治的な意図もったインターネット上でのクラックが行われているらしい。そうしたクラッカーたちを、「デジタル活動家」と呼ぶのだそうだが、そんな活動家の団体のひとつに、『カルト・オブ・ザ・デッド・カウ』という連中がいる。いやな名前だなあ。牛の死体をどうしようっていうんだ。言っておくが私は牛が好きだ。それなのに。ま、活動家は心情的に支持したいが牛はどうもねえ。とりあえず、記事を読んで、UNIXをちゃんと勉強しようと思ったのだった。 |
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宣伝 |
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白水社から出る、『14歳の国』の戯曲の付録、「高校演劇必勝作戦」を書いていたら、こういうワークショップも面白いかもしれないと思った。人の作品を勝手に高校演劇用に書きかえる作業だ。つまり、50分間(コンクールの規定)にするのである。たとえば、『マクベス』はどうだろう。あと、『夕鶴』も。 |
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自宅や、事務所に未知の方から何か送っていただくのは楽しいが、最近気になったのは、右の、「NOTE」という名前のフリーペーパーだ。サイズはごく小さくて、手帳のような案配になっている。手の中にすっぽり収まるような感じで、手にしていると気持ちいいが、コンセプトがいまひとつわからないと私には思えた。
私がちゃんと読んでいないのだろうか。
「NOTE」というネーミングとデザインはいい。ただ、いわゆる「センス」だけ先行している印象もぬぐえない。世の中、「きれい」があたりまえ、「美しい」がふつう、おしなべて「かわいい」の時代。ここから突き抜けるにはいまなにが必要なのか。 |
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◎最近の読書◎いろいろ読んでいるからあれだけど、WEB関係では、ビレッジセンターから刊行されてる、『正しいHTMLリファレンス&作法』がとてもためになった。これは見事だ。目からウロコが落ちる。ちゃんと勉強しようという気持ちにさせられる。あと、河合隼雄『子どもと悪』(岩波書店)など。 |
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◎村山特派員から、また新しい情報が届いたのだった◎
「1998年9月24日から、29日まで、一宮競輪場において、第41回オ−ルスタ−競輪が行われる。フアンの投票と、役人のつごうで選ばれた選手百何十人かが自転車で競争する。車券は、全国発売される。が無駄なので買わないほうがいい。29日の決勝戦は、テレビ東京系で全国放送されるが、見て面白いものじゃない。とにかく古館をくびにしろ」
って、これはなんだ、この情報は。なんで、いきなり、競輪なんだ? ほっておくと、また、村山から情報が届いてしまう。届くのだろうか。また、よくわからない情報が。期待してしてしまうのは私だけではあるまい。 |
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