u-ench.com 1998-8-25 vol#34


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宮沢章夫 akio@u-ench.com

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遊園地再生事業団が運営するWebSite PAPERSです。遊園地再生事業団の活動予定、主宰する宮沢章夫の個人的なPage、ほかにも、WorkShop情報、などで構成されております。毎週火曜日更新(の予定)で、今週は戯曲執筆中につき、特別編集だ。だからってなにをするわけでもなく、いつもとあまり変わらない。ちょっと内容が少ない。しょうがないじゃないか。忙しいんだ。 WAT's NEW はもちろんない。そして、いつものように、バックナンバーはこちら --> GO to BackNumberSalon
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SMALL WORLD
 以前も書いたことのある、劇団奥様は大魔王という人たちからまたメールをいただいた。新しいユニット名にするそうだ。
【the HELMET UNDERGROUND】
 いい名前だ。しかし、新しくしましたと言われても、聞く人によっては、「ああ、そうですか」としか言いようがないのではないか。もしかすると、以前の名前だってよく知らないかも知れないのだ。

 だが、それもまたどうでもいいことで、しょせん演劇シーンはそんなに広くはない。ちょっと話題になれば、すぐに有名劇団だ。
 だから、有名かそうでないかは、こと演劇シーンにおいて、それほどたいしたことじゃなく、小さな世界でわーわー騒ぐのは、くだらない内部化にすぎない。


 以前、こんなことがあった。劇評を書いていたころだ。大阪のある劇団(南河内万歳一座のことではない)の舞台を見に行った。雑誌のライターということでその劇団(くりかえすが南河内万歳一座ではない)の方も気を使ったのだろう、招待席を用意してくれた。席には、白い紙が置かれ手書きの文字で「ご招待席」とあった。それを手にして腰をおろし、何気なくその紙を裏返した。
 ある集団の、公演を知らせるチラシである。
 折り込みに来たのだろうそのチラシを「招待席」のために使っていた。とんでもない連中だ。それくらいの紙、買ってこいよ、この貧乏劇団(繰り返すようだが、南河内万歳一座ではない)め。失礼ということを知らないのかこのゲス野郎と言いたくもなるが、あくまで、南河内万歳一座ではない。
 そして、そのチラシというのが、私の舞台のものだった。
 こう書くと私怨めくが、ま、そう思ってもらってもいいわけで、大方、連中は、「こんな聞いたこともないような芝居のチラシ、使っても大丈夫だろう」といった意識でそうしたにちがいない。その程度の、「力関係」を頼りに生きている連中(南河内万歳一座)など、あわれに感じはするが、批評する価値などまったくない。
チラシもできた、『14歳の国』、戯曲はまだ書けない。
 今月中に書き上げ、九月のはじめから稽古という予定だが、戯曲はまだ書き上がらない。資料ばかり読んでいる。資料を読んでノートを取り、気がついたらノートの量が膨大になるのだ。
 戯曲はいっこうに進まない。
 べつに教育問題を芝居でやろうなんて考えていないのだが、ついつい、教育問題に詳しくなってしまう。いかんなあ。うっかりすると、影響を受け、そんな芝居を書いてしまいかねない。
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.  読者の村山君から情報を二件寄せていただいた。

◎現在、東京都多摩動物公園では、「食用昆虫展」を開催中だ、珍しい食用昆虫の試食もあるらしい。まあ、遠いし、いちいち行く必要もないような気もする。11月1日まで。夏の暑い時に行く事もない。

◎9月5、6日に静岡・御殿場の陸上自衛隊東富士演習場において、陸上自衛隊「富士総合火力演習」が行われる。本物の戦車や対戦車ヘリが、実弾を発射するそうだ。そうでなくても、実弾は不足しているのに、使ってしまっていいのか? これ入場券はどこで売っているのか?
<編集後記>
 今週は戯曲執筆中ということで、画像だけはりつけごまかそうと思ったが、なんだか書くことが増えてしまったのだった。これじゃあんまりふだんと変わらないじゃないか。さてPAPERSもいよいよ一周年である。だからって、なにをするわけでもないが、これからもがんばるとする。
◎わかりずらいでしょうが、白いゴキブリです。珍しかったのでつい写真にとってしまいました。ゴキブリの不気味さとは異なる、なんともいやものをここに感じたけれど、これはなんだろう◎



Published: September 9, 1997 Updated: Aug. 24, 1998
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