u-ench.com 1997-09-23 vol#02
遊園地再生事業団


このページをごらんになるのは、おそらく、
NeetscapeNavigator3.01&Internet Explorer 3.01
以上がもっとも適していると思われます。
本Siteに興味を抱かれた方は、感想、意見な
ど、送っていただければ、幸いです。
  (宮沢章夫 
akio@u-ench.com


Thank you


宮沢
coow LINK
ウクレレ
WorkShop
遊園地再生事業団が運営するWebSite PAPERSです。遊園地再生事業団の活動予定、主宰する宮沢章夫の個人的なPage、ほかにも、WorkShop情報、などで構成される予定です。毎週火曜日更新(の予定)では、なぜ、今号はこんなに早く更新されたかということだが、池袋コミュニティカレッジの合宿ワークショップがあってこの週末から来週の火曜日まで軽井沢に行っているからだ。更新ができない。だったら、早めにするしかないだろう。で、WAT's NEWってやつは、ここと、リンクページだけです。すまぬ。(どこかをクリックすると「幸福な飛び」が用意されています。)バックナンバーはこちら --> GO!

渋谷と秋葉原はやっぱりちがう
 少し前、知人から渋谷のパルコブックセンターで私の著作、『わからかなくなってきました』が三位にランクインされていると教えられて嬉しかったのだが、一位は何かと訊いたら、TOKYO NO1 SOULSETのビッケ君の本だという。ちょっとそのランクだが、どう考えていいのかという気持ちになったのだった。やはり、私は思うのだ。
「渋谷と秋葉原はちがう」
 秋葉原の本屋では、『DOPING MAC』が一位にランキングされていた。やはり、秋葉原は渋谷ではないのだなあ。
 だが私は最近、渋谷に行くより、秋葉原に行くことが多くて、ちょっとまずいぞこれはとも思っている。コーネリアスの新しいCDを買おうと思って渋谷の店を探したときもそうだ。発売直後だということもあって、どこも売り切れだった。すごいなあ、売れてるんだなあと感心したが、それも、「渋谷」というやつだったのだ。秋葉原ではすぐに手に入った。
「秋葉原でコーネリアスを買う哀しみとはなんだ」
 なぜか私は秋葉原で買ってしまった。すぐに買えるのだから、ここに秋葉原のわけのわからない優位性はあるのだろう。で、秋葉原から渋谷に来ると、なんだかほっとする。なんというか、「現在」の人が歩いてる感じにほっとする。とにかく、繰り返すようだが、渋谷と秋葉原はあきらかにちがう。


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COW,COOW,COOOW!
よく、インターネットなど回っていると、わりとみんな、COOL! と臆面もなく使うのを見る。英語圏の方はともかく、なんというか。恥ずかしい。これからは、そうした意味に、COOWで対処したいと思うのである。「カーウ」といった感じの音にしていただきたい。「うーし」と発してもいい。「いいよ」とか「かっこいい」とかいった意味である。           
Coow Link News,click here!
COOWLINKNEWS
 とうとう出現した、
CLNだ。月刊ということでひとつたのむ。>>>GO
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 このところ、あまり評論らしいものを書いていなかったので、久しぶりに少し考えなくてはいけないと思った。
 秋からは世田谷パブリックシアターでレククチャーもやるから、そのノートを公開するようなページをやろうと思う。 










L
E
C
T
U
R
E

世田谷
パブリックシアター

レクチャーのお知らせ。
11月から宮沢のレクチャーが
はじまることになった。

 =創作の方法-
『冒険の手引き』
以下のようなものになる予定です。


『考える冒険としての演劇論を読もう』  

 考えることはある種の遊びではないか。冒険でもある。そうした位置から、様々な表現者による「演劇論」を読もうと考えた。なかには、演劇の実践者による演劇論ではなく、映画作家や美術家による表現一般の論もあるけれど、それらを含めつつ、「考える冒険」の、冒険する手つきを味わいたい。

1)ほんとうにためになる演劇論から学ぶ/太田省吾『劇の希望』別役実『「ベケット」といじめ』世阿弥『花伝書』
2)難解な演劇論を誤読する/佐藤信『眼球しゃぶり』唐十郎『特権的肉体論』寺山修司『演劇論集』鈴木忠志『内角の和』
3)外国の人はどういうことになっているか/スタニスラフスキー『俳優修行』ピーター・ブルック『何もない空間』アルトー『演劇とその分身』ハイナー・ミュラー『闘いなき戦い』
4)べつの表現の世界から/大島渚『大島渚1960』桜井圭介『西麻布ダンス教室』隈健吾『新・建築入門』その他、なぜか書かれなかった、八〇年代の演劇論を求めて。
5)現在をどう考えたらいいのか/平田オリザ『現代口語演劇のために』北村想『空想と科学』宮沢章夫『考える水、その他の石』

 *こうした本の大半はすでに入手が困難です。図書館で探してちょっとは読んでみましょう。読まなくても私のレクチャーは受けられます。

 また新たな冒険の手引きがここから生まれる、ような気がする。


期日 11月14日,12月11日   1月8日,2月12日,3月5日

問い合わせは
世田谷パブリックシアター
03-5432-1525

 

 

 

 

もう何度もお伝えしていますように、青山円形劇場、秋の演劇フェスティバル、ご存じ『別役実97』のお知らせです。

宮沢章夫+ウクレレプロデュース

青山円形劇場演劇フェスティバル
別役実の世界」参加作品
作・別役実
演出・宮沢章夫

出演
きたろう/宮川賢/伊沢磨紀/戸田昌宏/池津祥子/原金太郎/村嶋リョウ/松竹生/佐伯新/朴本早紀子/ほか

 この秋、演劇界の話題を独占する、別役作品連続上演。遊園地再生事業団と宮沢章夫が、きたろうをはじめとする豪華出演陣を得て、これまでにない別役世界を創出する。見なければぜったいにだめだ。

場所・青山円形劇場
問い合わせ・   
遊園地再生事業団
(ウクレレ)
03-5454-0545

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 少しづつですが、ページができてきました。遊園地再生事業団の公演記録もままなく完成する予定ですが、なんせ、写真が紛失など不測の事態あってなかなかまともに作れない。とくに初期作品、『遊園地再生』は記録がほとんどまともに残っていません。記憶に頼るしかないありさまです。ま、ぼちぼちやります。ぼちぼちやりながら完成してゆく。それが、一番、私にはいい調子のようですし。あと来てくれる方も増えてきて、ありがたい。ご意見、ご感想などお送りください。一部、メールで、上方、右手にある、あの緑のハッパが、妙な場所にリンクされているのは、いかがなものかという意見がございましたが、あれは、ハッパの画像がとてもきれいな場所ということです。ハッパの種類については、私もよくわかりません。あと、クリックしていいなんて誰も言ってないだろうって、ずいぶん、勝手な話だ、まったく。

本日は、閲覧、まことにありがとうございます。今後、可能な限り更新してゆくつもりです。
次回の更新では、さらにページ数も増え、内容も充実していることでしょう。
PAPERS vol#01 にご期待ください。